31, 05. 2013 バイモ開く


前夜からの雨は、昨日10時過ぎまで降り続いた。植え込んだ植物には良い条件。洗濯機を仕掛け、もう5日も難渋している亀裂の補正をする。巻き上がった形状が角度を変えて垂れ下がる部位なので、歪みが出て来るのかも知れない。11時を過ぎて、空が明るくなり、正午前には青空が広がった。雨の後で、空の青は澄み切っていた。

何とか亀裂を手懐けて、2時過ぎに散歩に出かけた。1種残っている植物を大きめの鉢に植え込もうと、帰りがけに用土を買い求めて来ることにした。ヒョウタンボクがもう蕾を付けていた。南へ向い、一番通りを東へ向う。昨年良く実を付けていた葡萄の垣根を見る。逞しい芽を吹いていた。山野草を多く植えておいでのお宅では、ハクサンチドリが花を開き始めていた。




東の沢の西の道を北へ向う。樹々は若葉に彩られ、青空を背景に輝いていた。この先半月程が、樹々の緑が最も美しい季節となる。蕗の葉が大きくなり、蕗の薹は背丈を伸ばして開花し、もう綿毛を見せているものもあった。沢に隣接する公園のホウノキが葉を広げ、中央に大きな蕾を上げていた。蕾の数が多いので、花や実を楽しめそうだった。






沢を背にしたお宅のツリバナには、小さな花芽が下がっていた。二番通りを越えて北へ向う。沢から西へ突き出す様に隣接する公園のオニグルミに雄花が下がっていた。沢の底から伸びている巨木で、下の枝は間近に見ることが出来る。公園の西側のエゾサンザシの花の様に黄色かった葉が、大分緑色に変じていた。






沢を離れて、住宅街を北西へ向う。近隣では最も早く色付く林檎が、花を開き始めていた。ヒイラギが花を開き始めていた。切詰めて雪の中で冬を越したのが良かったと思われる。昨年良く花を付けたオオヤマレンゲが葉を広げ、蕾が上がって来ていた。今年も花を楽しめそう。





花壇用の土を買い求めて戻る。用土を庭に置くついでに、庭を一巡する。植え込んだ植物は皆、しゃきっとしていた。チシマヒョウタンボクに、蕾が上がっていた。小さな花ながら、華麗な形状を見せる。長く蕾を付けていたバイモが、漸く開花した。花やかだったクロフネツツジが半ば散って、直ぐ西のシャクナゲが花盛りとなって来ていた。




今朝も引き続きの快晴。空の青が美しい。4月、5月の低温で遅れ気味だった植物の動きが加速している。長い間春を待っていたのだから、もう少しゆったりと春を楽しみたいのだが。