15, 08. 2012 昆虫と出会う日
昨日は朝方の雲は間もなく開け,数日続いていた薄暗さから解放された。お盆で人の移動が多い時期なのに,関西地方では雨が続き,交通止めや人的な被害も出ている。午前中、雨で頭が重くなって広がった,花期が過ぎた紫陽花やカスミソウ,桔梗などを切詰めた。少しずつ切詰めて,秋の終りに根元を10cm程残して,全て切詰める。蜻蛉の数が増えて来た。色付き始めたワレモコウに,赤とんぼが止っていた。ツユクサが花を付けていた。盛夏に引き抜き過ぎて,今年は花が少ない。
午後に入って従兄の一家が,墓参の帰りがけに立寄った。一家を送り出し,大きなサイズのゴミ袋がなかったので,買求めかたがたの散歩に出かけた。先日雨が降り始めて廻れなかった東の沢へ向う。庭に野菜を作るお宅が増えて,何れも見事に育っているのに感心する。ミニトマトが見事な房を下げていた。ツリバナが色付き始めていた。フウセンカズラは益々背丈を伸ばし,実を大きくしていた。
沢に沿って,北へ向う。沢から西へ伸びるあかしあ公園のオニグルミが大きくなって,枝を低く垂れている。斜面の下から生えている巨木なので,手で触れられる。公園を出て道路に戻ると,目の前を何かが通り過ぎた。大きなトノサマバッタだった。住宅街を北西へ向う。人気のない住宅街で、角を曲がって来た子供に声をかけられた。未だ補助輪が付いた自転車に乗った少年だった。捕獲したクワガタを自慢げに見せてくれた。独り遊び出来る子供は頼もしい。少年と別れて三番通りの手前の窪地に寄る。サラシナショウマは,未だ時期が早過ぎた。オオウバユリの実が膨らんで来ている。羽化して間もないのか,アゲハが叢で羽根を広げていた。
今朝も良く晴れている。夕刻から雨の予報が出ているので,昨日切詰めた植物をゴミ袋に詰め込まなければならない。