19, 09. 2012 またも真夏日


秋のお彼岸が近付いた昨日、またも真夏日の蒸し暑い一日となった。台風16号の影響で、長崎では海水が市街地に押し寄せ、中部地方は大雨となっている。更に南の尖閣諸島には、1000艘もの漁船が大挙して押し寄せ、中国本土の多数の都市では、反日のデモが続いている。内憂外患の此の時期、政権を争う二大政党は党首の選出時期と重なり、対応は後手を踏んでいる。

今日のゴミの集荷に合わせて、変色し始めた植物を切詰める。一度切詰めた梅もまた枝を伸ばし、茫々と伸びている。雑草の勢力も凄まじい。2時間程作業をしても、庭は少しもすっきりとしない。午後は手仕事を進め、2時過ぎに散歩に出かけた。前日中央の沢でサラシナショウマを見かけたので、四番通りの株を見て来ようと、北西へ向う。夏まで不透明な茶色を見せていたガマズミの実は、透明感のある赤に変わっていた。昨年かなり切詰められた栗が、大きな毬を付けていた。径は軽く10cmを超えている。毬の数が極端に減っているので、栄養が集中したのだろうか。夕刻のニュース番組で、今年は少雨の為に、3個入る実が2個しか入っていないと報じられていたが、此の栗はどうなのだろうか。ホウズキの実も、すっかり赤く色付いていた。





南北に走る幹線道路を北へ向う。すっかり色褪せた農場の土手に、クジャクソウが咲いていた。四番通りを東へ戻る。サラシナショウマは、少し時期が早過ぎた。足元まで、草が刈り取られ、何とか残った状態。市の除草はどんどん幅を広げ、歩道の両脇は殺風景この上ない。車道を渡り、北の木立に入った。春に無惨に切詰められたノブドウが蔓を伸ばし、花を付けていた。根元にはヤマブドウに絡まって、実も付けていた。強かな植物。






木立を北へ進む。巨大なニワウルシが、莢を色付かせていた。剪定を受けていないので、垂れ下がった枝の莢が比較的近くで見られる。道立図書館の前庭の樹も、色付いているに相違ない。ヤドリギも色付き始めているし、もう少し涼しくなったら出かけてみることにしよう。




かなりの勾配の道を東へ戻る。西の白石や大谷地へ続く道は、かなりの傾斜で下っている。長く花序を伸ばしていたクズは、花が先端まで届いていた。数多くの光沢のある莢を下げていた。東の玉葱畑は、収穫の様子が見えない。雑草は益々繁茂している。西も山並みは、靄がかかって姿が見えなかった。





西の雲が押し寄せたのか、今朝は曇空。今日は雨の予報が出ている。真夏日は免れそうながら、予想気温は相変わらず高い。異変は何時まで続くのだろうか。