11, 08. 2012 カクトラノオ


前日高く見える山並みが暗示していた様に,昨日は時折雨が降る、蒸し暑い一日となった。雨は長続きはしない。過飽和の水分が落ちて来る様な雨だった。作っておいたゴミ袋を集荷場所に運ぶ。西の境界付近のカクトラノオが賑やかになって来ていた。昨、一昨年と墓参の折に咲いている花が少なく,紫陽花まで動員したが、今年は数種の花束が出来そう。



午後から生花と茶菓を買い求めに,札幌へ出かける。何時もの様に人混みを避けて,道庁の前庭へ向う。前庭では花壇の植え替え中だった。何処にでもある園芸種。観光客が多いのだから,北海道特有の植物を植え込んだら良さそうなものを,詰らぬ花揃え。先日莢を見付けたヤチダモは,莢がもう枯れ色になっていた。池の周囲は,桜の落葉が積っていた。





南門を出て、塀に沿って正門へ向う。初夏に美しい花を付けていた街路樹のハクウンボクは、産毛のは得た実を下げていた。正門から続く道を東へ向う。銀杏の実が生っていないかと街路樹を見上げたが,樹が高くて良く見えない。駅前通りを越えて,更に東のサルスベリの植込みへ向う。離れた位置からも,花が開いているのが見えた。満開の時期よりも,丸い蕾が混じっている此の時期が佳い。駅前で買物を済ませ,3時台の電車で戻った。






カクトラノオ Physostegia virginiana シソ科 ハナトラノオ