10, 08. 2012 葛の花


前夜半の雨は上がったが,昨日は9時を過ぎるまで厚い雲が空を覆っていた。やがて頁を捲る様に、晴れた空が現れる。前日同様、良く澄んだ空だった。西隣野お宅のTVアンテナに,鳥が止まっていた。カメラを持って庭に出る。小型の鳥ながら精悍で,猛禽類の様に見受けられた。




洗濯物を干して,前日同様に両眼を冷やす。冷やしている間は引込まれる様な痛みは感じられないが,眼を使う作業をすると痛みが振り返す。適切な治癒手段がないのなら,この先この状態に慣れて対処して行かなければならないのかも知れない。2時少し前に散歩に出かける。右目の視野が狭まっているので,道路を渡る折の確認の動作も身に付いた。そろそろ葛の花が咲く頃と,四番通りへ向う。花は漸く咲き始めたばかりだった。昨年初めて見付けた折は,花はかなり咲き進んでいたが,咲き始めの葛は目立たない。花序の先端は,茶色のブラシの様な状態。あと暫くは楽しめそう。





四番通りを東へ進む。咲き誇っていたシロバナシナガワハギも,殆どが実を付けている。10種競技で奮闘中の選手を祝う大きな看板の前を通り過ぎる。グランド前のシナノキが実を下げていた。2メートルを超す程に背丈が伸びた、農場の玉蜀黍畑の間の道を南へ戻る。先日玉蜀黍を茹でて食したが,実が程良く入って甘みも充分だった。此処の玉蜀黍は飼料用で,漸く花穂が出た状態。未だ実は付いていない。畑の脇に牛蒡が花を付けていた。余り密がありそうに見えぬ花に,蜂が頭を入れて吸飲していた。前日同様,西の山並みは高く見えていた。雨が近いのかも知れない。






クズ Pueraria lobata マメ科