27, 07. 2013 車庫の吊り花


すっきりせぬ天候が続く。昨日も午前中は薄日が射していたが、午後に入って空が暗さを増して来た。モデルの花は、近隣で入手で来そうな種が傷んでいたが、入手不能な種は未だ傷んでいなかったので、近間で調達することにした。札幌へ出かけると、午後の時間が全て潰れる。

2時半過ぎに、モデルの花と茶菓を買い求めに出かけた。庭のルリギクが咲き始めていた。住宅街を東へ向う。オカトラノオが花序の先端近くまで花が開いていた。結構花期が長い。梢が花の様に鮮やかな黄色の楓があった。紅葉や楓は種類が多く同定出来ないが、紅葉の時期の前も結構華やかな種がある。







茶菓を買い求めて、三番通りを西へ向う。スーパーの生花店では並んでいない2種の花を買い求めに、以前からある生花店に向う。もうイヌエンジュの開花近いのではないかと、中央分離帯のイヌエンジュに目を凝らすが、花序は見当たらない。昨年実を確認しているので、花は付く筈。グラナダのアルノ河の辺のイヌエンジュを思い出す。西の中央分離帯にも大きなシナノキが数本あった。更に大きなオオバボダイジュも花を付けていた。2種の花は良く似ているので、葉と托葉の大きさで見分けている。





彩りに使用しているオンシジウムとグロリオーサを買い求めて戻る。ハマニンドウの実が大きくなって熟していた。繊細な花に似合わず、実はしっかりしている。もう花が咲き出すのではとネムノキを見上げたが、未だ蕾は小さかった。近所のお宅の車庫の柱に、今年も吊り花が掛けられて。数種の植物を植え込んだ風情が佳い。サップ系な車庫が、素敵な空間に変じている。



夕刻から雨が降り始め、早朝まで降り続いていたが、先刻雨が上がって西の空が晴れて来た。雨と高温で、また雑草が勢いを増しそう。