05, 07. 2012 エゾサンザシの実


朝方は厚い雲に覆われていたが、昨日も日中は陽が射した。朝の作業になってしまった水撒きから始める。前日植え込んだセンニンソウの鉢にも、たっぷり水をかけた。風が弱まって、蒸し暑い。この様な気候になると害虫の発生が多くなるので、伸び過ぎた枝や混み合った枝を、極力切詰めた。

2輪咲くと思っていたコマクサが、3輪花を開いていた。種子を飛ばして、自然発芽する確率が高くなるのが期待出来る。ツリガネニンジンの花序が分離して、小さな蕾が見えて来た。ホタルブクロにも蕾が付いた。真っ白に咲いていたヤグルマソウの花弁が散って、種子が出来始めている。






義妹が旅行に出かけたので2日分の献立を考え、不足の素材を買い求めに出かけた。使い回しが利く様に献立を決めたが、帰りは荷物が重くなりそうなので、南東を少し廻ってスーパーへ立寄ることにした。陽が射すと、ねっとり粘り着く様な暑さを感じる。栗の花が開き始めていた。この様な天候の折には、少々鬱陶しくなる香り。




東町公園で、先日来気に懸かっている葉の上に付けた実が色付き始めているのを見付けた。ケヤキの樹皮と似ているが、ケヤキはこれ程実を付けないし、葉も異なる様に思われる。3葉目がケヤキの実。白い花序を上げて花を付けている花木もあった。ヒメウツギに似ているが、ヒメウツギは花期が終っている。知らぬ花木の何と多いことか。







南の緑地帯を中程まで進み、住宅街を東へ向う。最近多く見かける様になった、萼片が赤味を帯びたヤマボウシが咲いていた。葉の色との映りが佳くない。ヤマボウシは白い種が佳い。東の沢に沿って北へ向う。沢から西へ突き出したあかしあ公園で、エゾサンザシが華やかに実を付けていた。白く繊細な花からは予想で樹に華やかな実。葉の黄色味が少し薄れ、緑色の分量が増して来ていた。小振の木ながら良く実を付ける柿に、黄色い花が見受けられた。野菜で重くなった買物袋下げて戻る。中央分離帯のオオバボダイジュの蕾が、離れた位置からも見える様になって来た。開花は近いと思われる。







クリ Castanea crenata ブナ科