04, 07. 2012 ムラサキツユクサ


厚く雲が垂れ込めた前日は、湿度が74%まで跳ね上がったが、雨は終に降らなかった。昨日は朝方は曇っていたが、間もなく雲が切れて青空が広がった。75%の湿度に気温の上昇が加わり、かなり蒸し暑く感じられた。

曇っている内に、水撒きの作業を始める。九州北部は大雨で被害が出ているのに当地は雨がなく、からからの状態。剪定したスモークツリーが、もう2m以上も枝を伸ばしている。混み合っている部分をまた切詰めた。花期が終った石楠花も3種切詰めた。ムラサキツユクサが見頃になって来た。家の東側と西側の二箇所に植えてある。東側は陽が当たる時間が少ないので、根元のシコタンハコベとも似合って、涼しげに見える。一仕事終えて家に入ったら、Hさんがお送り下さった荷物が届けられていた。センニンソウの苗と、お手製の梅のジャム。もう一度庭に出て、センニンソウを鉢植にした。たっぷり水をかけ、風と陽を避けた場所に置く。散歩から戻って写真を撮ったが、薄い葉も萎れずピンとしていた。暫く庭で育てて、アトリエの屋上に置く予定。





2時少し前に、散歩に出かけた。強過ぎる程の風が心地良く感じられるのだから、気温は相当上がっていたものと思われる。北東を廻ろうと、ナナカマド公園を東へ抜ける。先日草が刈られていた公園は、シロツメクサとブタナが咲き揃っていた。春から何度か様子を見ていた無花果のあるお宅に立寄る。発芽が遅いので今年は見られないかと思っていたが、大きな葉を出していた。緑色のホウズキの様な蕾を見付けた。どの様な花を付けるのだろうか。





東の沢の西の道を北へ向う。三番通りを越えて、高速道路の西の道へ入る。もうハリエンジュは花期が終っていた。四番通りを西へ戻る。農場の北側の農地には、野菜が植え込まれていた。住宅街の中の畑とは異なり、同種のものが広く植え込まれている。馬鈴薯が花盛りだった。北側の歩道を歩いていたが、南側の歩道の奥に紫色の花を見付けて、道を渡る。クサフジが一面に咲いていた。花の色は濃い紫色から薄紫色まで様々。少しずつ色の異なるクサフジを楽しんだ。








盲学校の角まで西に戻り、坂道を少し北へ下りる。玉葱畑は緑色を増していた。防雪のパネルに絡まったクズは葉を繁らせていた。叢のシロバナシラカワハギの花序が白くなっていた。今週末辺りには、見頃になるものと思われる。急に上がった気温で、西の山並みの上の雲には、垂直に上昇する雲が見られた。





クサフジ     Vicia cracca マメ科
ムラサキツユクサ Tradescantia andersoniana ツユクサ