27, 09. 2012 不安定な天候
すっきりせぬ天候が続く。昨日も朝方は良く晴れていたが、やがて雲が広がり、正午前から雨が降り出した。乱気流なのか、天気予報は良く外れる。気温が下がって、気が乗り始め、滞っていた縫物が動き始めた。襟を漸く付け終わる。裏襟のまつりで、絹のくけ針を2本も折ってしまった。薄く鞣してあっても、革が何枚も重なる部分は手強い。
傘をさして買物に出なければならないかと思っていたら、2時前に雨が上がった。夕食の素材を買い求めに出かけた。通りがけに何時も見ているマルメロの実が、大きくなって小振りな梨程の大きさになって来た。木を切詰めて実の数が少ない為か、他のマルメロよりも遥かに実が大きい。南西の空が、僅かに明るくなって来た。塀から突き出したツルウメモドキが、色付き始めていた。開花が遅れていたエゾマツに載せられたセンニンソウが、満開状態になっていた。
6月に入ってから芽を吹いた無花果が、もう2mを超す背丈となっている。葉の付け根には次々と実が現れるが、一定の大きさ以上にはならない。これが、此の家のご主人の不満なところらしい。雨の心配はなさそうなので、三番通り前の窪地に立寄った。サラシナショウマの開花は、もう少し待たねばならない状態だった。
スーパーへ入る前に、裏手に廻って原野を眺める。上空は青空が見えているが、西の空は雲が厚く、山並みは見えなかった。朽ち始めたクサフジの間に、月見草が咲き始めていた。野草は逞しい。
昨夜、大分丸みを増した月が見えていたが、今朝は薄雲が広がっている。南には台風が近付いて来ているsので、天候は下降気味かも知れない。