03, 07. 2012 ツクシカラマツ


前夜、雲間から赤味がかった月が見えていたが、昨日は早朝から厚い雲が垂れ込めた。雨を期待する折は、中々雨が降らない。心配な植物だけに、水やりをした。長い間楽しませて貰ったジギタリスが終盤で、花が落ち始めた。大分以前から花序を上げていたツクシカラマツが見頃になって来た。この先、結構花期は長い。背丈は10cmに満たず、花は5.6mm程の小さな花。家の東側で背丈を伸ばして来たルリタマアザミに、蕾が付いていた。ヌスビトハギにも小さな花序が上がって来た。







礬水の効き目が悪い。2年前の個展の折に、吹き抜け空間の上の細長いスペースに、3mの和紙の立体を準備していたが、礬水の効き目が悪く固まらないので出品を諦めた。似た様な状態になっている。暫く様子を見た方が良いかも知れない。日野在住のMIXY友Hさんから、思いがけぬ嬉しいメールを戴いた。友人のお宅に出かけられたら、センニンソウがあり入手出来たので送って下さったというメールだった。散歩のついでに用土を買い求めて来ようと出かける。北の沢近くにセンニンソウを植えておいでのお宅があったのを思い出し、南西を廻ってからスーパーへ向うことにした。

シラカバ公園に、ハシドイの花が咲いていた。清涼感のある佳い花。住宅街を折れ曲りながら南西へ向う。イボタノキが花を開き始めていた。粘りのある強い匂いがする。ノイバラの花が盛りになっていた。ノイバラの香りの方が佳い。








中央の沢の東の遊歩道を北へ戻る。桜の葉に赤い物が見えた。どうやら何かの幼虫らし。何とも毒々しい色の幼虫。北の沢の遊歩道に入る。高い樹に絡まったサルナシに花が咲いていた。キウイの花に良く似ている。沢を離れて、近くのセンニンソウを見に立寄る。未だ余り蔓は伸びてはいなかった。もう1軒北東にあるセンニンソウは、大分蔓を伸ばしていた。手入れの良い庭には、エゾクガイソウも咲いていた。東へ進み、2里リの用土を2つ買い求めて戻った。







ツクシカラマツ Thalictraum kiusiarium キンポウゲ科 
ハシドイ    Syriga reticulata モクセイ科