14, 06. 2012 オキナグサの変容


晴れ間は出るが、気温が低めの風の強い日が続いている。此の時期20度に満たないのでは,農作物に影響が出るのではと気に懸かる。開花から一月近く経って,オキナグサの種子の綿毛が伸びて来た。開花時は背丈が低かった花は茎を伸ばし,30cmを超える背丈になっている。根分けを嫌うオキナグサは、此の種子を放置して,自然発芽したもので増やしている。家の西側で花序を上げていたマンテマが、花を開き始めた。






礬水で和紙を固める仕事を続ける。一区切り付いたところで,夕食の素材を買い求めに出かけた。南風だが冷たい。葉の細いシダレモミジが風に煽られ,小さな実を見せていた。栗に漸く細い花序が上がって来た。東の沢を背にしたお宅の小さなヤマボウシの花が,少し白くなり始めていた。北の方の大きなヤマボウシは、花も大きい。黄ばんだ白い花を付けていたナナカマドは、もう実を付けていた。冬期間の野鳥の大切な食料となる。秋に最も早く色付く林檎は、袋を掛けられていた。








東の沢から西に突き出すあかしあ公園のハリエンジュに、白い花序が下がっていた。沢のホウノキは、未だ蕾も残っていたが、大半花弁を落としていた。つんと突き出た花芯が,此の後肥大して行く。





沢を離れて住宅街を西へ向おうとして,またキタキツネに出会った。暫くこちらを見ていたが,やがて沢を背にしたお宅の門から庭に入って行った。半月程以前から刈り取られている公園の草地には,コウリンタンポポが咲き始めていた。




オキナグサ Pulsatilla cernua キンポウゲ科