06, 06. 2014 ツキヌキニンドウ


前線の動きが遅く、本州太平洋岸では大雨となっている。関東地方から東北南部まで、梅雨入りとなった。前日より7度も気温が下がった昨日は、それでも未だ夏日。強い風が吹荒れた。午後に入って、薄雲が広がり始めた。天候は下り坂らしい。

午後の作業が一段落した3時前に、散歩に出かけた。前日オオヤマレンゲが咲いているのに驚いたので、南西のツキヌキニンドウを見て来ることにした。シラカバ公園を南に通り抜ける。小学校のグラウンドでは,運動会が近いのか、子供達が背丈より大きな玉を転がしていた。1番通りを西へ進み、目当てのツキヌケニンドウを見に立寄る。予想以上に開花が進んでいた。蕾の状態は、僅かしか残っていなかった。段重ねの形状も、個々の花の複雑な形状も、何度見ても不思議な花ではある。石塀沿いに南へ廻る。菖蒲が咲いていた。もったりしたアヤメより姿が佳い。良く花を付けたヒメウツギが塀から突き出ていた。筋向かいのお宅では、松の木に絡まった藤が、満開状態だった。









中央の沢の東の遊歩道を、北へ戻る。落葉松林の下に、白い花を付けている樹があった。沢を離れて、住宅街を北東に戻る。売地の立て看板が出ている空地に、マーガレットとルピナスが咲いていた。風に身を捩っているハシドイを見上げる。もう花序を上げていた。間もなくライラックに替わって、甘い香りを放つものと思われる。久々に、赤い枝の木を見に立寄った。もう花が咲いて、花弁を落としているものもあった。ヤマボウシの萼片が、大分白くなって来ていた。





南からゆっくり北上している低気圧の影響か、今朝は曇空。陽が射さぬなら、一雨欲しいところ。今日から暫くは、20度を少し上回る気温の予報が出ている。真夏日、夏日が続いた後だけに、肌寒く感じられるに相違ない。