11, 05. 2012 疾風の様に


朝方は曇っていたが、昨日は日中晴れ間が広がった。風が強く、少し冷たい。洗濯機を仕掛けて、仕事に入る。ランダムに畝を付けた和紙を筒状に貼り合わせ、礬水で湿らせながら形を作って行く。自重で形が歪むので、中々思い通りの形が得られない。磁器粘土で成形した折の様に、乾くまで中に支えを入れることにした。都合の良いものが見付からないので、散歩の折に100円ショップで調達して来ることにした。

昨年モデルに使用したセンリョウを地植えにしようと庭に出る。満開になった梅が、早くも散り始めていた。ハルカラマツが可愛らしい花を開いていた。花期が長く、夏まで楽しめる。イカリソウバイカイカリソウも咲き始めた。アミガサユリが開花寸前になっていた。センリョウと冬を屋内で過ごさせたナンテンを、玄関前の植込みに地植えした。






買物が主目的の散歩に出かける。南東を小さく廻って、スーパーに立寄ることにした。団地造成以前からあるお宅に、大きなシダレザクラがあるのを思い出した。シダレザクラは満開の状態だったが、大きかった庭木の大半が切詰められ、放置されてあった。花を付けた桜も見受けられた。




東の沢に隣接する公園に向う。ほぼ中央に聳える名称不明の巨木が、大きな芽を付けていた。ホウノキに似ているが、木肌が異なる。東側のホウノキも、膨らんだ芽が開き始めていた。




沢に沿って北へ向う。タラノキが芽を吹いていた。住宅街を西へ戻る。三番通りに面した公園の窪地に立寄った。カラマツはすっかり緑色になり、窪地の底は雪が融けていた。今年初めて、窪地の底に下りる。筍の様に、コウライテンナンショウが芽を林立させていた。咲き残りのエゾエンゴサクが莢を出していた。逆三角形の葉を見せるヨブスマソウが、大分背丈を伸ばしていた。エンレイソウに混じって、シロバナエンレイソウの姿も見られた。三番通りへ出て、支えになりそうなプラスティックの容器をあれこれ買い求め、更に西のスーパーでモデルの果物をを買い求めて戻った。中央分離帯シナノキは、もう葉を茂らせて始めていた。疾風の様に駆け抜ける春。その変化は日替わりで凄まじい。







今朝は雲が多いが、陽は射している。雑草の生育も、目を見張る程早い。ゴミの集荷前に、雑草取りをしなければならない。