03, 05. 2012 開花近付く


強く湿った南風が吹いたが、昨日も良く晴れた。作品の裏面の処理を始める。充分絵具が染込んでいて、流れを作る色を載せたら、佳い状態になった。今日から雨の予報が出ているので、庭に出る。ゴミ袋に落葉や切り残しの茎を集める作業。未だ芽が出ぬ植物もあるので、余り邪険には地面に張り付いた落葉を掻き集められない。膨らんだゴミ袋を2つ、道路に近い位置へ運んだ。庭の半分程は片付いたろうか。

タッタソウが咲き始めた。好きな春の花の一つ。クリスマスローズが、彼方此方で花を開いている。未だ背丈が充分に伸びず、切るのは躊躇いがある。家の西側で、実生のヤマシャクヤクが、蕾を上げていた。雪で発芽が遅れていた東側のヤマシャクヤクも葉を持ち上げて来た。足元に、もう一芽、赤い芽を見付けた。親株の勢いが失せて来ているので、頼もしい。







2時前に夕食の蔬菜を買い求めに出かける。広い空間が見たくなり、北東を廻ってスーパーへ寄ることにした。住宅街を東へ向う。モクレンが開き始めていた。細く固かったオオヤマレンゲの芽が解けていた。もう開花寸前の桜を見付けた。




三番通りを越えて、高速道路の西の道を北へ進む。小公園のシダレヤナギが芽吹いていた。雪がある内から眺めていたネコヤナギが、様々な変容を見せている。赤味を帯びていたシラカバの梢も、芽吹いて緑に変じていた。






四番通りを西へ戻る。前回雪が残っていた中学校のグラウンドの雪が融け、すっかり乾いていた。此処の桜の蕾も膨らんで来ていた。盲学校の北の畑では、土起こしの作業が始まっていた。直ぐ西の雪捨て場の雪は、未だ堆かった。霞んで僅かに見える西の山並みは異常に高く、雨が近いことを伺わせていた。



クリスマスローズ Helleborus orientalis キンポウゲ科
タッタソウ    Jeffersonia dubia メギ科