12, 06. 2017 花から実へ


昨朝の雨は、10時を過ぎて降り止んだ。雲が高くなって、雲間から青空が見え出した。前日静岡に移られた詩人の糸田さんから、美術作品に詩と短歌を配された小冊子と立体的な紫陽花のカード、それにお新茶まで送られて来たので、礼状を作成しプリントしようとしたら、朱色のインクが切れていて不可能だった。昼食後、青空が広がって陽が射し始めた。絵具を溶いて、下地になる絵具をたっぷり施した。



気温の低い日が続いて、クリーニングに出しそびれていた薄手のマフラーやセーターを持って、西のスーパーにあるクリーニング店へ向かう。洗濯物を出し終えて、何時もと逆回りに、南西に向かった。牡丹が盛りを過ぎて、シャクヤクが蕾を膨らませて来た。花を落としたばかりのボケの花軸が、膨らんでいた。路面には、桜の実が数多く落ちていた。住人がいなくなった空地は、何れもマーガレットとルピナス、蕗が占領していた。もう、シランが蕾を上げていた。エゾワサビが白い花を見せていた。ナナカマド公園を通って戻る。緑の色が、随分深くなって来ていた。









家に入る前に、うんざりする程雑草がまた出て来た庭を廻る。西側のヤグルマソウの花が開いていた。茶色かった葉も、緑色になって来ていた。ヤマシャクヤクが、花とは似つかずの実を見せていた。飛石の間を埋めているチョウノスケソウの中に、思いがけぬものを見付けた。タッタソウの葉だった。実が飛んで来ることは考えられない。蟻が運んでいるうちに落としたものと思われる。もう少し大きくなったら、移植することにした。今年の実は、未だ無事に付いていた。




今朝は雲なく、良く晴れている。終日晴れの予報だが、最高気温は17度とのこと。道内各地に、低温注意報が出ている。