26, 03. 2012 雪降り続く


朝方雪は止んでいたが,昨日も雪が降り続いた。洗濯機を仕掛けて,前日中途になっていた床磨きを始める。週に一度,床を空けるのは面倒ではあるが、仕事をし続けると,限りなく汚れていくので,佳い抑止力になっている。教室前にざっと掃除は済ませるが、終ってから本格的に掃除をする。前回使用した和紙が余りに手強かったので、幾分薄目の和紙を水張りした。

2時少し前に散歩に出かけた。酷い降りではないが,小止み無く降っている。前日同様,アスファルトに落ちた雪は,直ぐに融けていた。家の東の道を南へ向う。昨年から工事が始まった介護施設は、一部姿を現していた。その南のアパート群の伸び放題のレンギョウが色付いていた。最上部がその写真。大きな樹は栗の樹で、右手の街路樹は,無惨に剪定されたシナノキ。遠くから色付いて見える枝先も,傍へ寄ってみると未だ芽は固かった。一番通りを東へ向う。剪定されたレンギョウの生垣は,僅かに頭が見えていた。三ヶ月以上も雪の中に埋っていたことになる。





ナナカマド公園から続く緑地帯の実のないナナカマドに、ヒヨドリが止まったいた。東の沢の西の道に入る。沢の前の空地に積上げられた雪の山は、未だ堆い。沢のネコヤナギの芽は未だ固かった。沢に沿って北へ向う。二番通りの更に北のネコヤナギは,大分膨らんでいた。好天なら銀毛が見られたかも知れない。






沢に隣接するあかしあ公園に沿って西へ戻る。大分嵩が減った雪の壁の向こうに,エゾサンザシの先が覗いていた。葉は花の様に黄色く芽吹く。住宅街を西へ戻る。イチイの根元に,ヒマラヤユキノシタが現れていた。常緑の葉も,凍って黒く朽ちる。アオキも雪から姿を現していた。早く雪に埋った下の方が、葉の傷みが少ない。昨年モデルに使用したセンリョウを地植えにして,早く雪を冠る様に、小さく仕立てようと思っている。





重い雪の頸城から漸く逃れて起き上がったアセビにも,また雪が積っていた。今朝は久々に空が晴れて明るい。庭のアセビは,未だ雪を冠っている。