06, 02. 2012 鳥を見ながら


久々に最高気温が0度と,真冬日脱出が予報されていた昨日は,陽射しが余り強くはなく,期待程暖かくは感じなかった。0度には達していなかったと思われる。それでもずっと細い筒状に巻いていた石楠花の葉が開いたので,気温は上がっていたことになる。



朝方の曇り空が,10時前から雲が切れて、弱いながらも陽が射して来た。重い主題で制作中で気分が滅入るので,陽光は有難い。先週やり直した小品を仕上げ,新たな小品に手を付けた。一工程を終え,次の平板を石膏板に貼付けて,散歩に出かけた。

前日,遠くて確認出来なかったが,北西の公園で見かけた鳥の群がキレンジャクかも知れないと思い,南を廻って帰りがけに、ナナカマドの並木を見ながら戻るルートを考えた。シラカバ公園へ向う。公園では、小さな子供達の為に,2人の母親が雪達磨制作に奮闘中だった。西から低層を流れる雪雲が広がって来ていた。




公園伝いに,南の緑地帯へ向う。目に付くのはヒヨドリばかりだったが,一昨年無惨に切詰められたコブシに,小鳥の姿を見付けた。忙しなく飛回る鳥を追って,南へ向う。コガラとシジュウカラヤマガラの一団だった。







鉄道林前の道を東へ進み,ナナカマド公園へ続く緑地帯を北へ戻る。ナナカマドの実は大分少なくなって来ているが,キレンジャクの姿は見られなかった。寒さで渡りの時期やルートが変わってしまったのだろうか。縦横無尽に飛回っているのは、ヒヨドリのみだった。

今朝は青空が広がっている。気温は5度まで上昇する予報が出ている。此の侭春が来ても少しも困らないが,週半ばにはまた寒気が戻るらしい。