01, 02. 2012 晴れ間続く 


東の沢の西の道を,北へ進む。ネコヤナギの冬芽の褐色の殻が外れて,綿毛が出ている芽を見付けた。真冬日が続く中でも,植物の営みは進んでいる。沢の北端は,相変わらずヒヨドリが飛回っていた。最も大きな巨木に,二廻り程小振りな小鳥の姿があった。シジュウカラヤマガラだった。






気温が少々低くても,明るい陽光があれば,樹々の梢に春の兆しを探すことも可能で,気分の落ち込みを防ぐことが出来る。明けた昨日は,予報に反して弱い青ながら終日青空が広がった。気温も幾分高めになり,出窓の小屋根の雪が全て落ちた。1月の真冬日は23日間だったと報じられていた。週間予報にずらりと並んでいた雪達磨が大分消えて,晴れマークが登場して来た。雪は峠を越えたのかもしれない。只,本州の日本海側の降雪は続いていて,雪との闘いが続いている。途方もなく深く積った雪の映像が流れていた。

前日から始めた小品の2工程を終えたが,今ひとつ形に納得がいかない。気分転換を図ろうと,散歩に出かけた。空は晴れているが,紗を被せた様に僅かに薄雲がかかっていた。西の空には活発な雲が見られた。南西を廻って来ようと,シラカバ公園を南に抜け,緑地帯を南に進む。東町公園の巨木の梢が、柔らかに煙って見える。冬芽が数多く見えていた。




前日も通った緑地帯を南へ進む。南北に伸びる緑地帯は,樹々の数も多く,車が通らず人にも殆ど会わずに歩けるのが良い。鉄道林に近い所で、小鳥の姿が見受けられた。シジュウカラヤマガラだった。





鉄道林前の道を西へ進む。中央の沢の東の遊歩道に入り,沢の樹々を眺めながら戻った。西の雲が大分広がって来ていた。また雪が降るのかと思われたが、夕刻には空がピンクに染まっていた。



気分が落ち着いた所で,2日分の作業を見たが,やはり気に入らない。幾分水分を含んでいるので、手で細かく千切って,水に浸した。もう少し粘性の高い粘土を加えて,今日再挑戦する。