04, 03. 2015 桃の芽を見に


桃の節句の昨日は、朝から青空が広がった。朝食後、直ぐに制作に取り掛かる。気温が上がったのか、窓越しの陽が暑く感じられる程だった。午後に入って浮雲が出て来たが、今日、明日と日照が望めぬ予報が出ているので、日射しを待って仕事を続けた。2時半を過ぎて西の雲が高くなって来たので、彩色作業を諦めた。

3時少し前に、散歩に出掛けた。南東には、未だ青空が見えていた。住宅街の枝道も、中央部が融けてアスファルトが出ていた。南の住宅街にある桃の冬芽を見ようと、南へ向かう。ナナカマド公園に続く遊歩道に、ヒヨドリの姿があった。鉄道林近くの桃の木を見に立寄る。冬芽が膨らんでいた。僅かに赤味を帯びている芽は、花芽だろうか。





雪が随分融けて歩き易くなっていたので、南東を廻ろうと鉄道林前の道に出る。充分な陽光ではなかったが、樹々の梢が量塊を増して色付いているのが判った。南側の雪の壁が薄くなっている。窪地に雪を運んだ壁の切れ間から、沢を覗き込んだ。僅かに小川が見えていた。今春はミズバショウザゼンソウが、早く見られるかも知れない。




東の餌台が設えてあるお宅のズミとナナカマドに、小鳥が群れていた。シジュウカラヤマガラ、コガラが見られた。北へ向い、久々にサルナシを見に立寄る。しっかりした冬芽が膨らんでいた。





住宅街を折れ曲がりながら、ナナカマド公園に続く遊歩道へ戻る。未だヒヨドリの姿があった。数が増えている。北から飛んで来る群もあった。過日のキレンジャクの大集合を思い出した。群を作って、何処かへ飛び去るのかも知れない。どの様に伝達して群を作るのか、不思議な光景ではある。



今朝は曇空。強かった風は治まっているが、今日は終日雪の予報が出ていて、制作は進められそうにない。