14, 01. 2012 風の造形


昨朝ブログを更新し終えて明けて来た空は、雲一つなく良く晴れていた。気温がかなり下がっていたが、一昨々日に比べると窓ガラスの結氷が少なかった。前日の話し合いで、窯一回分の焼成が決まったので、少しペースを上げることにした。新たな粘土を溶いて、次の小品に取り掛かる。

前日帰りがけ、琴似の商店街で花は調達して来たが、茶菓は適当なものが見当たらなかった。2時少し前に、茶菓を買い求めながらの散歩に出かけた。上空は良く晴れていたが、西の雲が活発に動いていた。北西から南東への動き。陽の動きは逆なので、かなりのスピードで、太陽光が雪雲のエッジを虹色に染めて行くのが見受けられた。




一番通りを東へ向う。生垣に積った雪からは、様々な形状の氷柱が下がっていた。300m位続くアパート群のレンギョウの生垣は、雪ですっぽり包まれていた。長い雪の土手に、風が通り抜けた痕跡が残っていた。深く抉られた様な跡も見える。降り積った雪が膨らんで、迫り出している所もあり、力強く面白い造形群だった。







東の沢の西の道を北へ向う。柳に、僅かに冬芽が出ているのが見受けられた。大きく膨らむ春が待ち遠しい。



先刻アトリエに入った折には、窓ガラスの結氷は僅かだったが、夜明けで気温が下がったのか、窓が氷の華で塞がってしまった。今朝の最低気温は-11度、最高気温は-6度と、予報が出ている。寒さは未だ続く。