28, 02. 2013 雪緩む


早朝は雲が多かったが、昨日午前中は弱い青ながら青空が広がった。出窓の小屋根から下がった氷柱から、水滴が滴る。久々のプラスの気温に、降り積った庭の雪も幾分嵩を減らした。立体の両側の裏側の仕上げをした。表側の作業に耐えられれば、また厚みを付ける予定。

午後に入って、薄雲が厚みを増して来た。週末は荒れる予報が出ていて、天候は下り坂らしい。2時半過ぎに買物がてらの散歩に出かけた。北東を小さく廻って、スーパーへ寄ることにする。歩き始めると雪が緩んでいたので、家に戻って長靴に履き替えた。足が僅かに沈む感じがあり、幹線道路には水溜りが出来ていた。空はすっかり曇り、僅かに風も出て来た。陽が射さないので、前日の方が体感温度は高く感じられた。

ナナカマド公園を東に抜けて、住宅街を北東に進む。雪から覗いている生垣のドウダンツツジに氷柱が数多く下がっていた。イチイに冠った雪が融けて、繊細な形状の氷柱が出来ていた。樹々の梢が黒々と沈んでいるので、目は氷柱に吸い寄せられる。屋根から雪と共に落ちて、倒立している氷柱や、幾重にも重なって下がっている氷柱等に。






三番通りはすっかり雪が融けて、車が泥飛沫を跳ね上げていた。一度削り取られた歩道と車道の亜織田の雪の壁は、その後の降雪で新たな壁が出来て、飛沫の佳い遮蔽物になってくれている。スーパーに入る前に、裏の原野から北西を眺めた。雲が低く垂れ込めて、西の山並みは霞んでいた。



今朝は雲が切れて、青空が広がっている。今日もプラスの気温の予報が出ている。朝のニュースで、当地の桜の開花予報が報じられていた。平年並とのこと。早く雪解けが進んで、芽吹く植物に出会いたい。