28, 11. 2011 冷たい雨


暫く天気予報が外れていたが、昨日の雨の予報は当って、7時過ぎから夕刻まで降り続いた。強い雨ではないが、小止み無く降り続く。雑用を済ませて、陶の作業に入った。

区切りが付いた2時前に、散歩に出かけた。夏なら傘をささずに歩ける程度の弱い雨。雨粒が冷たかったので、風邪を引いても詰らぬので傘をさして出かけた。どちらを見ても灰色一色のべったりした雨雲。この空模様では、雨が長引く。

前日買物の折、ナンテンの小さな鉢が売られていた。買求めたかったが、野菜の荷物が大きくて重く、諦めた。散歩の最後にナンテンの鉢を買求めて来ることにした。回り道をして、南から北東のスーパーへ立寄る道筋を考える。二番通りの工事は、基礎を打ち終えたのか、足場の金具が立ち上がり高い塀から覗いていた。此の塀と良く似た塀が廻されていた朝霞の公務員宿舎が、漸く工事撤廃の動きが出て来た。



先日雪を乗せていたベニシタンが葉を一層赤くしていた。石塀から、タカネナナカマドの実が覗いていた。此のナナカマドは亜高山性で、背丈が大きくならない。




東町公園に入る。尤も紅葉が遅かったケヤキの梢がすっかり寂しくなっていた。樹の下に入り見上げると。空が見えた。裸木になるのも間近な感じだった。




ケヤキを見上げていると、ヒヨドリの群が飛んで来た。溜った雨水でも飲んでいるのか、野球のバックネットに止まっているものもあった。公園を南へ通り抜けると、イチイの実を食べているヒヨドリもいた。渡りのヒヨドリかも知れない。





一番通りを東へ向う。葉が落ちたライラックに、もう冬芽が出ていた。東の沢の西の道を北へ向う。黄葉が遅かった柳も、葉が枯れて半ば葉を落としていた。




雨が少し強くなって来たので、沢を離れて住宅街を北西に向う。雪が降った折には門柱に群れていたシーサー達は、取り込まれていた。門柱の下のベニシタンが葉を赤く染めていた。三番通りを西へ戻り、生花店ナンテンを買求めた。越冬可能との説明書きの札が添えられてあった。K・Kさんにも差し上げようと、2株買求めて戻った。



今朝は青空が広がっている。今日、明日と気温が少し高めなので、ナンテンを植え込んでしまおうと思っている。


タカネナナカマド Sorbus sambucifolia バラ科