21, 08. 2011 雨のち晴れ


朝のニュースで、竜巻情報や大雨注意報が出ていたが、昨日9時過ぎまでは、青空が広がっていた。モデルに使用する植物を切り取り、花を生ける。気温が上がって来たので、風通しを良くしようと窓を開けた。10時少し前に、空が暗くなって来た。やがて大粒の雨が落ちて来たと思う間もなく、土砂降りとなった。閃光が走る。以前、友人のOさんが、チェンマイで落雷でパソコンが故障したとメールに書かれてらしたのを思い出し、電源のソケットを抜いた。前日、関東地方に降って、気温を10度も下げた雨の様に、凄まじい驟雨だった。小一時間降った雨は、正午前には小降となり、やがて降り止んだ。

教室を終え、掃除を済ませ、陶の作業の段取りを付けると、2時を大分廻っていた。夕食の食材を買求め方々の散歩に出かけた。少し西を廻ろうと、シラカバ公園へ向う。西隣のミヤギノハギが盛りとなっていた。公園手前のガマズミの実が、臙脂色から真紅に変わり始めていた。公園のノバラの実が、大分膨らんで来ていた。先日工房へ伺った折、ローズヒップのお茶を飲む為のティーカップの素焼をお願いして来たが、割れずに焼けているのだろうか。






公園を抜けて、住宅街を西へ向う。過日見付けた、塀と道路の間に植えられた茄子が立派に実を付けていた。その隣に植えられたトマトは、背丈が通常のトマトの4分の1位なのに、大きな実を沢山付けていた。三番通りを越えて、小公園が並ぶ道へ向う。枝豆が塀から覗いていた。前日茶菓に買求めたずんだ餅を思い出した。母が生前、秋になると時折作ってくれていた、枝豆を原料とする餅。久々に口にして、懐かしかった。昨年見付けたエゴノキが実を下げていた。雫の様な佳い形の実。先日白いモクレンの返り咲きを見かけたが、シモクレンに蕾が付いているのを見付けた。気候の所為か、返り咲きをする植物が増えて来た。






2つ目の公園の北端から、北西を見渡す。午前中の驟雨が嘘の様に、穏やかに晴れ上がった空だった。住宅街を東へ戻る。車庫の上に棚を組んで、葡萄を這わせているお宅があった。葉は大分虫の穴が目立ち、実の数が少なかった。三番通りへ戻る角に広い空地がある。先日見かけたウドは、実を付け始め。暗紫色に色付いている実もあった。





三番通り近くのヒバの生垣の間から、フサフジウツギが見えた。もう盛りを越えていたが、これから咲く白いフサフジウツギもあった。涼感のある佳い姿だった。花を楽しませてもらったナンテンは花期が終り、実を付け始めていた。





フサフジウツギ Buddlejaceae davidii フジウツギ科
ミヤギノハギ  Lespedeza thunbergii マメ科