12, 04. 2011 エゾエンゴサク - 1 -


昨日は少し気温は低めながら、良く晴れた。前日買求めて来たベニヤ板で、平板を作る。作業領域が広がって、大きな平板を作成することが可能となった。2枚あると、使い回しが出来て好都合となった。カットした平板を作りかけのものに、磁器粘土に水を加えて、どろどろの状態にしたドベを筆で塗って接続した。幾つかの立体を接続して、作り上げる予定。

一段落した2時前に、散歩に出かけた。日向は暖かいが、風が冷たく日陰に入ると寒さを感じた。シラカバ公園を抜けて南へ向う。真直ぐ南へ進む積りだったが、ヒイラギナンテンを思い出し、西へ向った。雪が融けた庭で、庭仕事をされておいでで、写真を撮るのは憚られ、未だ花が開かぬことを横目で確認して通り過ぎた。南北に通る幹線道路を南へ向う。角のお宅で、常緑の灌木を見付けた。ジンチョウゲの葉に似ているが、蕾の付き方が異なる。蕾は色付いて、間もなく開花しそうだった。石塀から、フッキソウが覗いていた。




更に南のお宅で、ヒイラギナンテンを見付けた。塀際ではないので少し見難いが、葉にも損傷がなく艶やかだった。駅に続く道の手前で、西へ曲がってみた。塀から赤い葉が覗いているお宅があった。ナンテンの葉に良く似ている。もう花序が上がって来ていた。ナンテンの花は目にしたことがない。愉しみが出来た。




道の外れは、中央の沢の東の遊歩道と駅前に続く道路の三叉路になっていた。駅に続く道を西へ向う。沢の雪は大分融けて、小川の水量が増していた。沢の底に黄色い花を付けた樹が見える。ミズキかも知れない。箸の手前の階段は、すっかり雪が融けていた。下の歩道に雪が見えたが、降りてみることにした。





階段を降りて、土手に入ってみた。上から見ると未だ何も出ていない様に見えた土手に、エゾエンゴサクが出ていた。もう花序を上げ始めている。今週末には、花を見られるかも知れない。




土手の下の歩道を北へ向う。白いフキノトウが出ていた。中央の階段を降りようとして、その北にある西の遊歩道が目に入った。未だ所々に雪は残っているが、何とか歩けそうな気配だった。遊歩道を北へ進む。背の高いキタコブシが蕾を付けていた。池は大分氷が融けて、表面が様々な色相を見せていた。






二番通りを渡り、北の沢の西の遊歩道を覗いた。こちらも何とか歩けそうな様子。西の遊歩道を廻ることにした。西の遊歩道は逆光にならぬので、樹々の様子が良く見える。梢が陽を受けて光っていた。




記 上記の常緑の名称不明の植物はミヤマシキミ(ミカン科)であると、MIXY
  お二人からコメントを頂戴した。