27, 10. 2011 グラデーションに


雨は降らなかったが、昨日は雲が厚く、気温が下がった。薄暗く、灯りを点けて作業をする。前日から始めた小品の、基底部分を成形した。小さい割合には、手が掛かる。少し乾燥させて、上昇して行くパーツを付ける予定。

2時過ぎに夕食の食材を買求めに出かけた。最高気温11度と予報が出されていたが、10度を切っている様に感じられる。向いのお宅の塀から立ち上がり、物置の壁を覆っている蔦が、色付いていた。葉が厚く大きな蔦で、色付きは遅い。先端の小さな葉から色付いて、グラデーションになっていた。塀を覆っている葉は、未だ緑色をしている。雨の心配がなさそうなので、少し南を廻って行くことにした。紅葉し始めた楓があった。陽の当たる梢から色付き、下の葉は未だ青い。




もう何処のお宅のハギも葉が黄色くなり、切詰められているのに、真っ盛りのシロバナハギを見かけた。他のお宅より一月以上の遅れがある。葉が殆ど黄ばんだり枯れたりしているのに、青々とした葉があった。良く見るとウドだった。花を付けている。他で見かけたウドは、実になり、殆どが枯れ朽ちている。植物でもスロースターターがあるらしい。


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東の畑では、大根の収穫作業が行われていた。その奥に黄色い葉を見せていた長芋の姿が無かった。畑の東側の道を南へ進む。支柱を抜いた穴は見られたが、畝の土は其の侭の状態だった。掘り出す作業を見たかった。





住宅街を北へ進む。相変わらずの厚い雲。未だ暑い頃に見かけた無花果を見に立寄った。葉が黄ばみ始めていた。実も僅かに色付いているが、食用になる感じではない。葉のみの鑑賞でも、中々魅力のある植物。三番通りのスーパーで買物を済ませ、重い野菜を下げて戻った。






今朝は高曇りの空。今日から天候は回復傾向にあるらしい。南東の隅のタカノハススキを切詰めることにしようか。