27, 09. 2011 ヤブラン


前日より風が強かったが,昨日も良く晴れた。前日雑用が入って取り掛かれなかった,作業台の作成に入った。簀の子の裏にキャスターを取り付ければ良いと思っていたが,簀の子の台が僅かにキャスターより幅が狭く,木ねじを入れられない。有り合わせの木片を4等分して、台に打ち付けた。結構厚みのある木片で,切るのに難儀をした。キャスターを4個取り付けて出来上がった。アトリエの隅に置いてあった石膏板を合板ごと乗せてみる。片手で軽々と動いた。周囲に余裕があるので、水の容器や粘土ベラ等を置くことが出来そう。何より簀の子なので,裏面からも乾燥するのが良い。木片を打ち付けたので高さが増し、床から12cm強の高さになって、作業もし易くなった。




午後,作業に入る前に庭に出た。ヤブランが大分咲き揃って来ていた。ヤマラッキョウに小さな蕾が付いていた。ヤマジノホトトギスの蕾が,僅かに色付き始めていた。最後に花を付けるホトトギスにも,蕾が付いていた。






一仕事終えて散歩に出かけた。北東を廻って来ようと,東へ向う。東の沢に近い住宅街で,アスパラガスが真っ赤な実を付けていた。余り大きくないツリバナの木が実を沢山付けて、重そうに枝を下げていた。





三番通りを越えて,高速道路の西の道に入る。ヤマブドウの葉が色付き始めていた。今年は,何処のヤマブドウも葉が枯れて姿が佳くない。農場の北角を曲がり,四番通りを西へ戻る。農場の北端に並ぶナナカマドに、ガガイモが絡み付いていた。道端のガガイモは除草機で殆ど刈られてしまったが、この位置なら刈られることはあるまい。ズミの樹の実が色付き始めていた。





通りを渡って,北側の歩道を歩く。北に広がる原野には、エゾノギシギシの枯れた花序が見られた。盲学校の位置まで戻る。先日見かけた馬鈴薯の収穫作業が終りに近付いていた。トラックには収穫された馬鈴薯の袋が積み込まれ,北の方では未だ作業が行われていた。天候に恵まれて,作業は順調に進んだものと思われる。防雪のフェンスの上に,もう最後のクズの花が見られた。




ヤブラン Liriope platyphylla ユリ科