17, 09. 2011 玉蜀黍に異変


前夜までの雨は上がったものの、昨日は雲の多い蒸し暑い一日となった。強めの風が幾分緩和していたが、気温も湿度もかなり高かった。ゴミの集荷日なので、アトリエと寝室のゴミ箱に入れてあるゴミ袋の空き容量に、庭の植物を切詰めて入れる。一気に根元まで切詰める訳にはいかず、此の作業は、秋の終りまで続く。シロバナホトトギスとヤマジノホトトギスの蕾が、大分膨らんで来ていた。




湿度が高い日が多いので、石膏板が中々乾かない。前日、K・Kさんが石膏板で作ってみせて下さった薄い磁器粘土の見本で作った函の焼成をお願いして来た。青がどの様に出るかのサンプルになる。手がけてある半端なものの作業を進めた。

2時少し過ぎに、所用あって郵便局へ出かけた。歩道に落葉が風で吹き寄せられている。前日全く歩いていなかったので、帰りがけに散歩をした。住宅街を北東に進む。西から大きな雲が流れて来る。ツリバナが実ばかりでなく、葉も赤く色付き始めていた。今年は、クリの実の出来が良い様に思われる。実の数も多く、毬が大きい。






三番通りを越えて、四番通りへ向う。道の左右に農場の飼料用の玉蜀黍畑が広がって来た。東側の畑の所々に、黄色く実が見えていた。もう成熟したのかと、道を渡って近付いて見た。黄色く見えていたのは成熟した実ではなく、明らかに異常な実だった。実が茎の脇からではなく、茎の頭頂に出ていて、半ば朽ちていた。中には黴でも生えた様に、白く膨らんだ異形の実もあった。長雨と急激な暑さが原因だろうか。西側の畑には、余り数が見られなかったので、何か病原菌が広がったのかも知れない。






広い空を見ながら、四番通りを西へ戻る。未だハンゴンソウが咲いていた。幅広く草が刈られて、大分背丈を伸ばしていていたキクイモや絡まっていたガガイモが刈り取られてしまった。少し奥に、難を逃れたガガイモを見付けた。盲学校の位置まで西へ戻る。北を見ると、此処にも除草機が入り、クズも大分刈り取られていた。頻繁な除草は、不法投棄を防ぐ為のものと思われるが、不法投棄をする人間には、余り抑止力にはならないと思われる。先日五番通りを廻った折に、綺麗に刈り取られた道端に、電子レンジとガステーブルが捨てられていた。せいぜい捨てられたゴミを早く見付ける効果しかないと思われる。





南の海上を2つの台風が迷走している。酷い爪痕を残した台風12号の折と気圧配置が似ていて、南の太平洋岸は長雨が予想されている。北海道には前線が掛かり、天候は下り坂。被害が酷くならぬことを祈るのみ。