11, 09. 2011 ケハギ


晴れの予報が出ていた昨日は、余り陽も射さず雲の多い一日だった。気温は大分下がって来て、蒸し暑さは消えた。教室を終え、陶の作業の段取りを付けて、買物がてらの散歩に出かけた。郵送する書状があって、先ず郵便局へ向う。二番通りと平行に少し南を通るこの道は、かっては商店街があるので賑やかだったが、スーパーが撤退し、個人商店も随分店仕舞をして、現在は余り人通りが無い。今にも雨が降り出しそうな空模様だった。



書状を投函し終え、東町公園を抜けて一番通りの南の住宅街を東に向う。マルメロが、目に見えておおきくなっていた。今まですんなりしたビワの様な形だったが、凹凸が付いて歪になり始めていた。実の重みで、枝がお辞儀をしていた。




先日見かけたシロバナハギは、ほぼ満開に近くなり、地面には咲き終わった花で白くなっていた。その少し東のお宅で、ミヤギノハギが咲き始めていた。赤紫の色が強い。ピンク系のハギは、殆ど咲き終わっているので、ミヤギノハギの野生種のケハギかも知れない。





先日見かけた葡萄が、色付きを増していた。更に東の庭の全てを菜園にされているお宅で、面白いものを見付けた。鴉除けだろうか、リアルな鴉の頭部が不気味だった。北へ向い、一番通りへ戻る。スーパーへ向う角の旗の南瓜は、未だ黄色いままだった。キャベツは大きくなり、馬鈴薯を収穫した跡にも、キャベツとハクサイかと思われる野菜が、大分大きくなっていた。雪が来る前に収穫出来るのだろうか。






春にシダレザクラを見た、以前は農家だったと思われるお宅のコブシに、来春の花芽が多数付いていた。セッコウボクも実を数多く付けて、枝が地面に付く程垂れ下がっていた。夕刻少しは礼奈が広がり、夜分には月が見えていたが、今朝はまた曇り空。気温が下がって、ガラス窓が曇っている。




ケハギ Lespedeza patens マメ科