15, 09. 2013 雨降りの筈が


昨日は、前夜からの雨は8時前には上がり、時間の経過と共に青空が広がった。雨の予報が出ていたが、雨は降らず終いだった。台風が列島に接近している影響か、気温が高く蒸し暑い。教室を終えて、臭いの強いゴミ袋を庭に出す。アトリエの床を磨き、夕食の素材を買い求めがてらの散歩に出かけた。何時もは風の強い土地なのに風もなく、空気が粘り着く様な感じだった。

ナナカマド公園を南へ抜ける。ナナカマドの実が熟し、枝が重みで下がっていた。2種の葡萄を絡ませたアーチを見る。葡萄が色付き、何故か中央の房にのみ、袋が掛けられてあった。一番通りを東へ向う。葉が黄色くなった園芸種のトリカブトに、蕾が上がっていた。





背からの日射しが暑いので、住居や庭木の蔭を伝って、北東へ向う。昨年蕎麦が植えられていた畑では、南瓜が実っていた。実の下に、有り合わせの座布団が敷かれているのが面白い。空家の門の傍で、シロバナハギが見事に花を付けていた。切り詰められることもなく、縦横に枝を伸ばしていた。初夏に白い花を付けていた藤には、大きな莢が下がっていた。






スーパーへ向う前に、公園の窪地に立寄る。サラシナショウマの花序は未だ細い。一株だけ、蕾が膨らみ始めた株を見付けた。コウライテンナンショウの実が、赤く色付いていた。





三番通りを西へ戻る。蔦の実が、少し大きくなっていた。庭には、切られたばかりの大きな樹の枝が積まれてあった。南が道幅の拾い車道なので問題はないが、此処のお宅の庭木は、皆かなりのせたけがある。




買い物を済ませて戻る。空地の野草が色を失って来ている。隆盛を誇っていたノラニンジンも、殆ど枯れ色になっていた。早朝まで雨は降っていなかったが、先刻雷鳴が響き、激しい雨が降り出した。今日は予報通り雨の一日らしい。