24, 08. 2011 ホップのアーチ


曇一時雨の予報が出ていた昨日は、8時前から早々と雨が降って来た。薄暗く、幾分肌寒い。これからの雨は、地表の熱を洗い流して行く様で、樹が滅入る。明日工房に伺う予定なので、手がけているものを少しでも運ぼうと、陶の作業を続けた。

正午過ぎに、雨は小降となって来た。作業を一段落させ、2時少し前に散歩に出かけた。薄物の上着では寒いので、少し厚めの上着を羽織って出かけた。直ぐ近所の車寄せに、今年も吊り花が掛けられている。葉が紅葉し始めて、佳い感じになって来た。




西を廻って来ようと、シラカバ公園へ向う。セグロセキレイがヒョコヒョコと地面を歩いていた。先日、アタローがセグロセキレイをくわえて戻って来た。幸い噛み切っていなかったので、地面に放り出したところで保護して逃がした。地面など歩かなければ掴まらぬものを、何故か地面を歩く姿を良く見かける。シラカバ公園を通り抜け、春にお邪魔したお宅の前を通る。春にはそれと気付かなかったが、門の上にホップのアーチが出来上がっていた。数多くの実を付けていた。




住宅街を北の沢へ向う。ヤマボウシが機雷の様な実を上げていた。沢の直ぐ近くで、塀の外に植えられたカラマツを見かけた。根元に小さなプラスティックの名札が挿されていて、シキンカラマツと書かれてあった。塀の上からは、ウドが覗いていた。





沢の遊歩道を南へ向い、二番通りを西へ進んで、沢の西の遊歩道に入った。二番通りから見下ろす沢は、良くシビされて中を歩けそうな感じだったが、未だ虫が多いのは庭で体験済みなので、西の遊歩道を北へ向う。オニグルミの実と葉が色付き始めていた。クルミの葉は早く黄葉して落ちてしまう。三番通りに出て、東へ戻る。イケの表面が、かなり水草か藻に覆われていた。




沢の縁を廻り、東の遊歩道を少し南へ進んで、住宅街を東へ戻った。先日白いモクレンの蕾を見かけたが、シモクレンが咲いていた。モクレンは、返り咲きし易い植物なのだろうか。大きなシロバナハギが、漸く花を付け始めていた。最初に見付けた小振のシロバナハギは次々に花を付け、早い花は茶色に朽ち始めていた。



シキンカラマツ Thalictrum rochebrunianum キンポウゲ科
ホップ     Humulus lupulus アサ科