30, 09. 2011 ナナカマド


長く続いた秋日和も終盤か,昨日は午前中は良く晴れたが,午後に入って雲が広がり始めた。気温も前日よりは下がり、風も強かった。玄関の花を入れ替えようと,タカクマホトトギスを切りに庭に出た。イワシャジンが咲き始めていた。細い茎に花を付け,四方八方に垂れ下がる。東側に植えてある大株が咲き始めたら,再登場させる。西側の境界付近で、クジャクソウも咲き始めていた。





夜分の気温が下がる様になって、紫陽花が佳い色に変わって来た。青い花を付ける紫陽花は,紫色に変わって行く。剪定代わりに,来月のモデルに切って使用しようと思っている。チョウジソウの葉が黄色く色付いて来た。もう少し黄葉を楽しんでから,切詰めることにしたい。




堂々巡りをしていた陶の作業が,僅かに進展を見せる。2時半過ぎ,肩が凝って来たので,散歩に出かけた。シラカバ公園を南に通り抜け,東町公園へ向う。空には長い雲が広がって来ていた。公園のナナカマドが真っ赤に熟して,実が大分地面に落ちていた。そろそろ,大食漢のヒヨドリの姿が見られるかも知れない。





オオヤマレンゲを見に立寄ったが,未だ殻は割れていなかった。東へ向うと,莢を付けた木が目に入って来た。マメ科の植物にしては,葉が大きく丸い。どの様な花を付けていたのだろうか。過日見事に咲いていたシロバナハギは,根元から切詰められていた。奥には切り取った長い枝が積まれてあった。南の小公園に立寄る。ナナカマドに寄生したヤドリギが,僅かに色付き始めていた。





北へ向い,一番通りまで戻る。イチイの生垣の上から覗いているモクレンに,殻が割けて赤い実が現れているのを見付けた。昨年ずっと見ていたモクレンは,雪で下の枝が随分折れて、重心がすっかり高くなってしまった。イチイの生垣が少々邪魔になるが,此の高さなら観察出来そう。先日見かけたマルメロは,更に大きくなっていた。表面の産毛が大分取れて来ている。今日からの下り坂の天候を暗示する様に,空はすっかり雲で覆われてしまっていた。





東の沢の公園に立寄る。此処のホウノキも、赤い実が見え始めていた。実が随分落ち始めている。枝ごと落ちている実もあった。鴉の仕業かも知れない。二番通りを越えて,沢の西を半分程北へ進み,沢を離れて西へ戻った。ドングリの実が地面に落ちて,靴の下でごろごろ動いた,




ナナカマド Sorbus cimmixta バラ科