28, 07. 2011 クサレダマ


曇の予報が出ていた昨日は、前夜雨が降って早朝は上がっていたが、7時を過ぎて雨が降り出した。やがて雨は上がり、青空が広がった。陽射しが強い上に、湿度が高く蒸し暑かった。

家の東側にあったクサレダマを根分けして、西の境界に移植した。西側の方が日照時間が長く、早く咲き出した。レモンイエローの透明感のある色彩で、小振の花の茎が細く、浮遊感があって佳い。少し色付いて来たルリタマアザミと生けると、映りが良い。





コシキブに、小さな蕾が並んで付いていた。ストケシアが1輪開いていた。此の花は、結構花期が長く、暫く楽しめる。




正午を過ぎて、雲の量が増えて来た。俄雨の予報が出ていたので、作業を中断して食材の調達に出かけた。前日余り歩いていなかったので、南東を回り道して行くことにした。歩道が黄色く染まっていた。シナノキの花が散って出来た花筵。未だ白く満開の樹もあるが、咲き出しの早かった樹は、花が黄ばんで散り始めている。花が散った跡に、小さな丸い実が出来ていた。




マルメロとエゴノキの実の生育工合を見ながら東へ向う。東の沢を背にした新しいお宅で、植え込まれた小さなツリバナが実を沢山付けていた。沢の西の道を北へ進む。ドングリの殻が少し大きくなって来ていた。先日見付けたホップの様な実を付けた植物は、MIXY友のSさんのコメントで、サワシバであることが判った。







三番通りに面した公園の窪地に立寄る。予想通り、ヨブスマソウが花を付けていた。薄暗い木立の中でフラッシュが光り、微細な表情が飛んでしまった。窪地のクリの樹は、小さな実を付けていた。





買物を済ませ家に戻る途中でぽつぽつと雨が頬に当ったが、その後雨は降らず、薄日も射して来て蒸し暑さが続いた。


クサレダマ Lysimachia vulgaris var. davurica サクラソウ科 イオウソウ