17, 07. 2013 オオバボダイジュ


昨日は陽は射すものの、雲が多く蒸し暑い一日となった。暑いと言っても、本州南部の様に猛暑ではない。驚く程の数の人々が、熱中症で病院に搬送されている。立体の接地面の上向きの部分に厚みを付ける作業を続ける。合間にゴミの集荷日だったので少し草取りをして、ゴミ袋を集荷場所へ運んだ。西の境界付近で、ツリガネニンジンの蕾が色付いていた。1輪開いたトモエソウ葉、花が散っていた。未だ蕾が残っているので、暫くは楽しめる。カシワバアジサイが咲いていた。裏のお宅の方に枝を突き出した数本も咲いている。剪定代わりに切って生けることにしよう。東側では、宿根のカスミソウが開き出していた。





3時過ぎに、散歩に出かけた。湿った空気が肌に纏わり付く様で、不快感この上ない。ヒヨドリソウが咲く頃かと、鉄道林前の道へ向う。窪地の下から伸びているハリエンジュに、マルスヴァイオレットの実が付いていた。窪地の暗がりに、サワシバの実が下がっているのが見えた。道路脇は幅広く除草されて、ヒヨドリソウの姿はなかった。




鉄道林前の道を、通りに面した住宅の庭を見ながら東へ向う。小振の額紫陽花が咲いていた。大きな花序となる種よりも、生けるにはこの位のサイズの種が好ましい。2色のカンゾウが咲いていた。この様な種は見たことがないので、人間の操作の結果と思われる。もう樹々の緑は深まって疲れた色を見せているのに、若葉の様な鮮やかな葉を見せている庭木があった。花も実も付いていない。細かった藤の実が、大分大きくなって来ていた。






ハルニレのある公園へ入る。南の入口付近の小さな栗の樹の雄花が、満開状態だった。昨年此処で、エゾリスを見たのを思い出した。重い緑色に変じたハルニレを見上げて、公園の中央部に進む。小さなオオバボダイジュが、花を開いていた。東の沢の一番通り沿いに大きなオオバボダイジュがあったのを思い出して、北へ進む。道路の遥か下から伸びている巨木は、花盛りだった。






住宅街を北西に戻る。先刻見かけたカンゾウに似た百合が咲いていた。奥では草取りをされる人の姿があった。石塀の上で、毛並みの佳い猫が日向ぼっこをしていた。夕暮れ時、庭に大きな猫がやって来た。何時もなら外へ出る我家の猫達は、警戒して外へ出ない。アタローは窓辺に座っているが、目を逸らしている。目の横に傷のある、中々のご面相の猫。小一時間庭にいて、姿を消した。弱虫の猫達は、昨夜は外へ出なかった。




今朝は曇空だったが、先刻から雲が切れて、青空が広がって来ている。今日は買物にスーパーへ出かけるので、中央分離帯のオオバボダイジュを見て来ることにしよう。