27, 07. 2011 カスミソウ


昨日は朝から強い陽射しが照り付けた。天気予報では暫く雨が降らぬ様子。ホースを一杯に伸ばし、内庭と西側、南側に水撒きをした。東側は、如雨露で水を運んでかけた。打ち水の効果で幾分涼しくなったのも束の間、直ぐに水は乾き、暑さが戻って来た。何時もは吹く風も止んでいた。チェンマイから東京に移った同級生のOさんから、暑さに節電が重なり、チェンマイに戻りたい気分とのメールが入った。体調の維持に留意される様にと、返信した。

花が朽ちて来たトリアシショウマやアワモリショウマを切詰め、広がっている葉も切詰めた。南東の角のハナカイドウの枝を可能な限り切詰めた。秋の終りに、冬囲いを依頼する折、切れなかった太い枝や幹も切って頂こうと思っている。バイカウツギの下のオオウバユリが咲き始めた。背丈が伸びて、2m近くになっている。最後に残った2株。カスミソウが開いた。30年程以前に、様々な種子を蒔いた折のもの。幾分青い匂いがあるが、花がとても小さいのが気に入っている。





カスミソウの後で、キキョウも花を開いている。西側のキキョウも開いて来た。キキョウを写真に納めていて、ハンゲショウに花が付いているのに気付いた。ヒバの生垣が無くなって、陽当たりが良くなったのが原因と思われる。






ヒヨドリバナが僅かに開き始めていた。この花には、蝶が良く集まる。ヒヨドリバナの根元のヤマシャクヤクの葉に、ねろっとした薄気味の悪い虫を見付けた。毎年、ヤマシャクヤクの葉は穴だらけにされるが、注意して見ても虫の姿は見付からなかった。この葉のみを食用とする特定の虫に相違ない。東側のヤマシャクヤクも、穴だらけになっている。




前日、札幌駅に隣接する物販のスペースで、日用品を調達して戻ろうとしたが、1階も地下も秋のリニューアルへ向けての工事中で、全て塞がっていた。暑いのと、ハナカイドウとの格闘で草臥れたのとで、陽が傾き始めた4時過ぎに買物に出かけた。回り道をせずに、住宅街を北東に進む。もう何処のクリの樹も花を落としてから随分日が経つのに、満開のクリの樹があった。種類が異なるのだろうか。塀から突き出たフジに、花が咲いていた。他のお宅のフジは、大きな莢を下げてから久しい。昨年、アルハンブラの丘の庭園で、季節外れのフジの花を見たことを思い出した。以前何度も見かけた、アマチャに似た額紫陽花が、雪で折れたのか下の方に僅かに花を付けていた。





昨夜随分蒸し暑かったが、夜分に雨があったらしく、敷石が僅かに濡れている。今日は水撒きの労から解放されそう。


カスミソウ Gypsophila elegans ナデシコ