08, 07. 2011 チシマフウロ


朝から良く晴れた昨日は、前日に劣らぬ暑さとなった。風は吹いているが、かなり湿度が高く、蒸し暑かった。洗濯機を仕掛けて、庭に出る。チシマフウロが咲いていた。この先、かなり長い期間、花を見せてくれる。今朝チシマフウロをもう1枚撮ろうと庭に出たら、霧雨が降っていた。昨日の湿度の高さは異常だった。チシマフウロの傍に、すっかり衣装替えして大きくなったアゲハの幼虫を見付けた。





先日の雨と風で倒れて、纏めて縛ってあったムラサキツユクサが、ぽつぽつと花を開き始めた。この種も花期が長い。サンカヨウの実が佳い蒼になって来ていた。時期を逃さずに、実を採種したいと思っている。





剪定を終えたサラサドウダンの実を取っていたら、前日写真に収めた蝶が、また飛来した。魚沼在住のMIXY友Mさんが、フタスジチョウであると教えて下さった。花に止まらず、通路に羽根を休めていた。3本程の大きな枝の実を取り去ったが、暑くなって来たので退散した。



午後から若い頃から札幌や東京で何度も2人展を開いた杉山留美子さんの個展を観に出かけた。札幌の北東地区にある喫茶店の奥に併設された会場。静謐な画面は、色相の数が減じて、一層静謐さを増していた。立上がった彼女を見て驚いた。昨年6月の私の個展以来の再会だったが、体型がすっかり変わっていた。身体の厚みが半分程になっていた。皮膚にも張りがない。重大な病でなければ良いがと案じながら戻った。

会場近くの寺社の庭に、ビヨウヤナギと思われる花が咲いていた。庭のキンコウボクの花に良く似ているが、葉は厚くて大きく、花も大きい。花弁の1枚に、キンコウボクの花がすっぽり収まるサイズ。野草の多い庭で、クガイソウがフェンスを越えて、歩道に突き出ていた。




チシマフウロ Geranium erianthum フウロソウ科