09, 07. 2011 七変化


前夜からの雨が10時過ぎまで降り続いた昨日は、前日よりも5度程気温が下がったにも拘わらず、蒸し暑さを感じる一日だった。切り取ったバイカウツギの枝を刻んでゴミ袋に詰めようと思っていたが、雨で出鼻を挫かれた。手がけてある陶の作業を進める。今日は、あの枝の山の処理をしなければならない。

2時前に、モデルの調達をしがてらの散歩に出かける。前日札幌駅前の数軒の生花店を覗いたが、季節感のある花はなく、今月は果物を中心に組み立てようと決めて戻った。出かける前に庭を廻る。アジサイの中で先陣を切った七変化が、花の数を増やしている。咲きがけは装飾花が白いが、やがて青みを帯びて来る。下の写真は、5日程前のもの。上は昨日の七変化。





ヒヨドリバナの蕾が白く膨らんで来ていた。この花には良く蝶が集まる。つい先日まで屹立していたリシリリンドウの茎が放射状に広がって地に伏していた。蕾が付くのはこれからのことになる。




小さなマルメロが植えてあるお宅の庭を覗く。マルメロは大きくなって、実が黄色みを帯びていた。家の周囲が様々なバラで取り囲まれているお宅があった。上から、西側、北側、東側の順。恐らく南側もバラが植え込まれている様子だった。






ナナカマド公園に隣接したお宅で、ホタルブクロを見付けた。ハマナスが生垣になっているお宅では、ハマナスの下から覗いているドクダミの葉が、色付いていた。更に東のお宅では、生垣の外のスペースに植えられたオレガノが、花を開き始めていた。





東の沢からあかしあ公園に立寄る。ハリエンジュの花は既に落ちて、小さな莢が出来ていた。沢の底から伸びて来ている大きなオニグルミの樹に、実が出来ていた。今年もクルミの花を見損なってしまった。目立たぬ花木の花期は短くて、見損なうことが多い。数種の果物を買求め、思い袋を下げて戻った。




ガクアジサイ Hydrangea macrophylla ユキノシタ