07, 07. 2011 シロバナシナガワハギ


朝から良く晴れた昨日は、気温も上がった。湿度もかなり高かった。前日切り取ったバイカウツギの枝の様子を見に庭に出た。未だ余り萎れてはいなかった。アジサイの葉に蝶が止まっていて、慌ててカメラを取りに家に入った。先日見かけた蝶に似ているが、羽根裏も白と黒の文様だった。ヒラヒラ飛回る蝶を追って、内庭に入る。漸く南西の隅に植え込んだ黒姫というアジサイの葉に止まった。図鑑で調べたら、コミスジという蝶に似ている様に思われた。




強い陽を浴びて、ツワブキの葉がぐったりしている。道路側の灯油タンクの足元で、イブキジャコウソウが咲き始めていた。半袖の衣服のまま外に出ていたら、腕がヒリヒリして来たので、家に入り陶の作業と手仕事をして過ごした。先日サラサドウダンの剪定の折に出来かかった太陽疹は、冷えたヘチマ水をガーゼに含ませた湿布で、漸く治ったばかり。




2時過ぎまで作業を続け、食材の買物がてらの散歩に出かけた。東の沢から四番通りを廻るコースを考えた。陽射しの強さを考えて、薄物の長袖を羽織って出かけた。サンキライの実が大きくなって来ていた。あかしあ公園のエゾサンザシも、赤味を増して実が膨らんで来ていた。




東の沢の葉の陰に、イワガラミを探す。未だ花弁は小さかったが、咲き始めていた。昨年の種子の殻が、焦茶色になって下がっていた。三番通りを越えて高速道路の西の道へ入ろうとしたら、舗装の修復工事中だったので一区画西へ戻り、農場の前の道を北へ進む。農場の家屋の前の木立で、クリの樹が花を開き始めていた。もう強い香りを漂わせていた。





四番通りを西へ戻る。白い穂咲きのシロバナシナガワハギが咲き始めていた。背丈は高いものは2m近くある。ヒロハクサフジも咲いていた。自然交配に因るのか、花弁の色に変化がある株も見受けられた。





シロバナシナガワハギ Melilotus officinalis sap. albus マメ科
ヒロハクサフジ    Vicia japonica マメ科