08, 03. 2011 ヤドリギの花


弱い青の空に雲が広がって、昨日もすっきりせぬ天候となった。持ち手の処理に行き詰り、中断していた義妹のバッグに取り掛かる。長いベルトを取ることが出来ずに、白い革でベルトを用意していたが、デザイン上、グリーンの持ち手が好ましい。残っているグリーンの革で持ち手をずっと考えていたが、台形の持ち手にしてみた。2枚の台形の中央を繰り抜いて、貼り合わせる方法。すっきり決まった。



午後に入って、空の青が強くなって来た。バッグの見通しが立って、気分良く散歩に出かけた。ここ暫く、ヤドリギの花が気に懸かっていた。図鑑には、花期が2月、3月と記されている。厳しかった冬とは言え、そろそろ花を付けているかも知れない。戻ってもう一仕事したかったので、国道の南は諦めて、比較的低い位置にあるヤドリギを見て来ることにした。

陽は照っていても前日よりは気温が低く、足元の雪はザラメ状で、シャリシャリ音を立てていた。一番通りの南の小公園に向う。間近には見られないが、単純な突起だった蕾が、僅かに開いている様に見えた。随分密やかな花だった。





小公園から南へ向い、最南端の道へ出た。角のお宅を曲がろうとしたら、向い側の鉄道林から小鳥の群が飛んで来た。どうやら、このお宅の庭にある餌台が目当ての様子だった。少し東の大きな桜の樹から、餌台を目がけて代わる代わる鳥が飛んで来る。コガラとヤマガラの様だった。







鉄道林に沿って東へ進む。梢が大分柔らかな表情を見せていた。此処の樹々も、枝が随分折れていた。今年は雪に因る被害が大きい。団地の東端まで進み、煉瓦工場の東を通って戻った。




今朝は青空が広がっているが、昨夜降った雪がうっすらと小屋根に見える。週間予報には、雪だるまが勢揃いしている。余り大雪にはなって欲しくないもの。