20, 12. 2010 真冬日脱出


朝方僅かに小雪が散らついたが、やがて青空が広がり、昨日は穏やかな天候となった。風も弱く、久々の真冬日脱出。洗濯を皮切りに、雑事をこなす。年賀状に取り掛かる積りでいたが、製作中の陶筥と大きく成形する積りの器が丁度良い乾き具合になっていたので、予定を変更して作陶の作業に切り替えた。

2時前に一段落して、散歩に出かけた。買物等、特別な用事のない折には、空模様の良い方角に向って歩くことが多い。昨日は東の空が良く晴れていたので、東へ向った。雪を冠ったサンキライは、凍って大分黒ずんでいた。飛切りの寒さだったのに、スウィートピーは凍りもせず、未だ葉が緑のままだった。枯れたオオマツヨイグサの実が弾けていた。種が広く飛び散ったに相違ない。住宅としては少々気になる色合いだが、枯れた植物とは良い相性を見せていた。




東の沢は陽を受けて輝いていた。見通しが良くなって、木立の南の二番通りを通る車が僅かに見える。沢を飛回っていたのは、ヒヨドリだけだった。




沢を北へ向い、三番通りを越えた。高速道路の西側の道を北へ進む。梢が色付いている樹があった。葉が落ちてしまうと、何の樹だったかを思い出すことが出来ない。随分大きい冬芽だった。此処の木立も、飛回っているのはヒヨドリだった。






農場の東に出る。西の空は雲が多い。遮るものがない広い空は、背を屈めて粘土を削ったり、生乾きの形の上に息を止めて新たな粘土を付け足して行く様な作業の後では、気が晴々する。珍しく風が弱いので、雲のドラマを楽しみながら、四番通りを西へ戻った。






今日は雨の予報が出ている。その後は週末までずっと雪の予報。雨で融けた道が凍ると、路面は危険な状態になるので気が重い。