15, 12. 2010 真冬日


また気温が少し下がった昨日は、予報通りには雪は降らなかったものの、風が弱いのに寒い一日だった。午後僅かに晴れ間が出たが僅かな時間で、終日薄暗かった。あと冬至まで1週間の辛抱。冬至が来ても直ぐに日が長くなる訳ではないが、僅かずつでも日が延びるという開放感がある。寒さは酷くなっても、日が延びる方が佳い。

午前中は、成形した陶筥を削って過ごした。前日練上げた粘土を保存する密閉容器を買求めに出かけた。少し回り道をして、東の沢を通ることにした。先日門柱の上にシーサーを乗せてあったお宅の前を通る。シーサーは片付けられ、藤棚の浮き球はそのまま残されていた。




沢の樹々は、黒々としていた。僅かな青空に、白い半月が見えた。鋭い鳴き声がして、近くの樹に鳥が止まった。2羽のヒヨドリだった。スズメ目の小鳥程忙しげではないが、余りじっとはしていてくれない。動いて逃げられてもと思い、場所を変えずにカメラで追った。沢を離れる頃、新たな一団がまた梢に止まった。








三番通りのスーパーへ向う。建築中の住宅は覆いが取られ、完成が近付いていた。家の付近では最近スズメのの姿を見ないが、この界隈には多い。1軒北のお宅の藤棚に、スズメが群がっていた。




日中降らなかった雪は、日暮てからやって来た。愉しみにしていた双子座流星群も、降雪で見ることが出来なかった。今日の最高気温は-4度。寒いと感じた昨日より7度近く下がることになる。中々夜が明けぬので、暗い中での強行撮影。積雪は10cm強。未だ降り止んではいなかった。