16, 12. 2010 寒気団 


この先何度か聴くことになると思われる、「この冬一番の寒気団」の到来で、猛烈な寒さと雪がやって来た。雪は8時前には上がり、時折薄日が射したが、寒さは居座った。午前中一杯陶土の仕事をした。中々捗らない。

投函する郵便物があって、2時前に家を出た。充分着込んで、手袋も裏がカシミアニットの革手袋にしたが、指先が痺れる様な感覚がある。歩道は片栗粉の様な雪の圧雪で歩き易いが、車道はスケートリンクさながら。本格的な雪の季節になると、転倒に留意しなければならない。車道は信号のある場所しか渡らないし、青信号が点滅すると、もう一信号待つことにしている。駆け込んで転ばぬとも限らないし、車もきちんと止まれるとは限らない。

郵便物を出し終えて、シラカバ公園を北へ向った。ATMに用があって、郵便局の少し西にあったスーパーが閉店となったので、三番通りのスーパーへ向う。西の空の雲が多い。太陽の位置の周囲に、彩雲が出ていた。




公園の道も、ブルトーザーで除雪されていた。これからは、除雪された道しか歩くことが出来ない。小鳥が飛回っていて、何度かカメラを向けたが、まともに写っていたのは1枚のみだった。シジュウカラだろうか。三番通りへ出て、東へ向う。庭のシャクナゲも葉が巻いていたが、葉巻の様に内側に葉が巻いたシャクナゲがあった。防寒の手段なのだろう。




三番通りを渡って、新雪を冠った山を見ようと、四番通りへ向った。盲学校前のエゾマツの並木は雪を冠り、クリスマスツリーさながらだった。西の雲が黒いので山は見えないかも知れないと思っていたが、札幌の方角には、雲が低く垂れ込めていた。北西から雪雲が迫出していた。少し霞んでいるので、雪が降っているのかも知れない。四番通りの北側の防風雪のパネルが設置され、雪捨て場ではブルトーザーが動き廻っていた。





昨夜は晴れて、半月が輝いていた。放射冷却で気温も一段と下がり、-9度となった。今日は少し気温が上がるらしいが、それでも最高気温は-2度。真冬日は続く。