14, 11. 2010 久々の青空


朝方良く晴れ上がった昨日は、気温が低かった。時間の経過とともに雲が増え、ずっと続いていた嫌な天候を想わせたが、雨が降ることはなかった。久々に眩しい陽光が見られた。教室を終えて掃除を済ませ、夕食の献立を決めるべく、冷蔵庫を覗いた。キャベツとキュウリが残っているので、浅漬けを漬けることにしたが、生姜がない。献立を決めた他の2品目にも生姜が必要なので、北東のスーパーに買いに行くことにした。買物は車を使用する義妹がしているので、私が炊事をする折は、冷蔵庫にあるものを見て献立を決め、不足のものは散歩がてら買求めて来る。



縫物も仕上げに近付いて、ステッチをかける量が増え、両面テープがまた不足になりそうになり、ついでに買求めて来ることにした。風は強くはなかったが、陽光の明るさ程暖かくはなかった。ナナカマド公園を抜けて、二番通りへ向う。ナナカマドは葉を殆ど落とし、箒の様になっていた。両面テープを買求め、東へ向う。バス通りに面して、ここ10年近く、放置されたままの家屋がある。数本の樹は伸び放題で、様々な雑草が生い茂っている。この1年で、随分家が取り壊されて更地になった場所を目にした。スーパーのある通りを北へ向う。先日来、コンクリートで基礎を作っていた場所に、大量の材木が運び込まれていた。この時期なので、基礎のみ造って、住宅は来年の仕事になるのかと予想していたが、寒さに向って工事を進めるらしい。





買物をバッグに押込め、更に北の四番通りを廻って戻ることにした。収穫を終えた農場に、新しい飼料の包みが並べられてあった。札幌の西の山々から、湧き上がる様に雨雲が伸びていた。1,000mを越す山の頂は、雪で白く彩られていた。






盲学校の角を曲がり、南へ戻る。季節外れのツツジが咲いていた。この花弁の薄い種は“粗忽者”なのか、狂い咲きを起こし易い。



南の空に、白い半月が浮かんでいた。昨夜は気温がぐんと下がった。今朝は風が強いが晴れている。相変わらず、雲の流れが早い。