07, 11. 2010 進む落葉


週末は晴れて、気温も上がると予報が出ていて期待したが、雨こそ降らなかったものの、昨日も雲が多く気温も予報程は上がらなかった。教室を済ませ、床を念入りに磨く。表を裁ち終わったので、裏地を裁つ為に床を使って効率良く仕事を進める為。

夕食の献立に不足の野菜があって、2時過ぎに買物に出かけた。北東のスーパーでの買物なのだが、少し回り道をして歩くことにした。陽射しはあるが、雲の領域が広い。南へ向って、モクレンを見に立寄る。先端の実が朽ちて黒くなっていた個体は、上の膨らんだ部分が割けて、赤い実が覗いていた。




一番通りを東へ進む。冬囲いが済んだお宅で、真っ赤なホウズキが残されていた。祝日もあって、冬囲いを終えたお宅が増えている。冬に南の小公園でヤドリギを見たことを思い出し、南へ向った。僅かに赤い葉を残したナナカマドに、ヤドリギが寄生していた。余り高くない位置で、良く見える。ここのヤドリギは黄色の実だった。寄生して余り年数が経っていない小さなヤドリギも、実を数多く付けていた。





住宅街を東へ進む。春に見かけた畑に、茎と葉脈が赤い野菜が植えられていた。赤かぶだろうか。母が毎年漬けていた赤かぶの糠漬けや千枚漬けの味を思い出した。一番通りへ戻り、東の沢を目指す。小学校近くの畑では、大根は収穫が済んで、キャベツと白菜が半分程残されていた。




東の沢の西の遊歩道に入る。カシワの葉がすっかり反り返っていた。葉が落ちて、沢の東の屋根が透けて見え始めた。二番通りに近いカラマツの木立は、黄変していた。やがて、赤味を帯びた茶色に変わる。北減す寸でスーパーで買物を済ませた。長い雲の陰から西日が射し、僅かに彩雲が見られた。



夕刻短時間夕映えが見られた。今朝は晴れているが、空の青は弱い。日が射している内に、裏地の裁断を終えてしまいたい。