18, 07. 2010 キバナノカワラマツバ


週末は天候が崩れる予報が出ていたが、昨日も早朝から快晴となった。気温が高く蒸し暑い。そろそろ南の地方は梅雨明けの頃だろうに、水害のニュースが報じられている。近年の気象は、程の良さに欠けて底意地が悪い。高温、高湿度で虫はご活躍。セッコウボクからまた大きな幼虫を5匹も捕った。

キバナノカワラマツバが開いて来た。小さな花の集積が、花序を形成している。花のサイズは2・3mm。茎には4稜があり角張っている。葉は輪生。この先暫くは、花を生ける折の副えとして、活躍してくれる。 



ヌスビトハギに小さな花序が上がって来ていた。昨年、小樽の赤岩園芸で求めたシラタマノキに蕾が付いていた。ミョウガの葉が威勢が良い。例年お盆頃に採れるのだが、今年は不在なので、大好きなミョウガの澄まし汁を味わえないかも知れない。





教室を終えて掃除を済ませ、不足の野菜を買求めに北東のスーパーに出かけた。帰りは荷物が重くなりそうなので、往きがけに少し遠回りをして東の沢に向う。道路沿いのドクダミの葉が、赤くなっていた。庭では姿を見付けると引き抜くので、この様に赤くなった姿を目にしたことはない。更に東の庭で、量塊のあるセリ科の植物を見かけた。オオハナウドはもう時期が終っているし、厚みがある。家の裏側に当たる菜園の中なので、ハマボウフウかも知れない。豆、胡瓜等様々な野菜が植え込まれていた。






更に東のお宅で、ジャコウアオイが咲いていた。昨年ブログに載せたら、ナツハゼではないかと教えて頂いた木に、実が付いていた。実の形は良く似ているが、葉が全く紅葉していない。庭のナツハゼは、朱赤を通り越して、深い赤に変わって来ている。




東の沢を北へ進む。背丈が高くなっていた雑草が、除草機で刈り取られていた。ホウノキを見上げる。実はまた少し大きくなっていた。棘が生えてサボテンの様な姿の実。黄ばんで来た様な気もするが、この後どの様に変化するのか予測がつかない。




ホウノキの写真を撮っていて、沢の奥の白いものが目に入った。草が刈り取られているのを幸いに、斜面の縁まで入ってみた。巨木に絡み付いたイワガラミだった。先日湯川公園で見たイワガラミは、高い位置にあったが。沢の底から伸びている巨木に絡まったイワガラミは、低い位置から高い位置まで眺めることが出来た。沢を残した宅地開発は、様々な恩恵を与えてくれる。




キバナノカワラマツバ Galium verum sap. asiaticum var.trachycarpum アカネ科