09, 07. 2012 シロバナシナガワハギ


時折薄日は射すが、昨日は曇空の蒸し暑い一日だった。前日やり残したサラサドウダンの剪定をしようと、洗濯機を仕掛けて庭に出る。ミヤマオミナエシに花序が逢って来ていた。ほぼ半分を剪定した残りの剪定を始める。大きく傘の様に広がっているので、中々の重労働。柄の長い剪定鋏を使用して、何とかやり終えた。20cm程切詰めて、風通しが良くなり、鬱陶しさが無くなった。先日剪定し終えたセッコウボクの花が見頃になって来ていた。この葉は美味しいのか、様々な幼虫が葉を食べる。気温が上がる時期には要注意。後は玄関前のユウバリヤナギとチシマザクラを剪定すれば、取り敢えず一段落する。






2時少し前に、散歩に出かけた。北東を廻ろうと、住宅街を東へ向う。冬に枝が折れていたナツツバキが、花を付けていた。背丈は2階建ての屋根の高さを超えている。前日見た無花果の前を通る。土浦在住のMIXY友のSさんが、無花果の花は花嚢の中に咲くので見られないとコメントで教えて下さった。Wikipediaで調べると、花軸が肥大した花嚢の内面に、無数に花を付けるとのこと。花を見逃したのではなかったらしい。東の沢のホウノキの花芯は、一段と大きくなり松毬の様になって来ていた。樹間にイワガラミの花が白く見えた。手前の樹々が邪魔になって、写真では捉え難い。北の沢の西の遊歩道に出かけてみようか。





三番通りを越えて、高速道路の西の道を北へ進む。歩道脇の草刈りを免れたシロバナシナガワハギが、花を付けていた。農場の飼料用の玉蜀黍が、大分大きくなって来ていた。今年はその西に、ビニールシートが張られた中に、何か植え込まれている。芽は出ているが、何かは判らなかった。四番通りを西へ戻る。昨秋蒔かれた雑穀が穂を伸ばし、黄ばんで来ていた。収穫が近いのかも知れない。





クサフジは背丈を伸ばし、未だ花を付けていた。その奥には、シロバナシナガワハギが咲いていた。ノラニンジンの姿も見受けられた。様々な野草が混在する情景は、見飽きぬ程魅力がある。






玉葱畑の葱が伸びて、畑はすっかり緑色になっていた。先日の雨がお湿り程度で、もう少し降ってくれればと思ったが、道東では大雨となって、玉葱に被害が出ていると報じられていた。農作物はやり直しが利かぬだけに、痛ましい。葛は縦横無尽に蔓を伸ばし、葉を広げていた。



シロバナシナガワハギ Melilotas officinalis ssp. albus マメ科 コゴメハギ