01, 07. 2010 トリアシショウマ


高温と強い陽射しでカラカラの庭に予報の雨を期待したが、昨日は降らず終いだった。今朝は久々の雨が、敷石を濡らしている。昨日夕刻定植したイワブクロにも佳い雨。

トリアシショウマが見頃となった。分枝した葉を大きく広げ、背丈も高くなるので、庭の隅に植え込んであるが、同属のアワモリショウマよりも野趣味があって姿は佳い。木漏れ日の樹下の様や、緑の匂いが甦る夏草。直ぐ傍では、更に背丈が高いヒヨドリソウが蕾を付けていた。

気に懸かっていた大きく葉を広げたシラネアオイを縛って纏めた。10箇所のシラネアオイを縛り上げ、傘の下から現れた雑草を抜き終えるのに、午前中を費やした。




暫く雨の予報が出ているので、降らぬ内にと散歩に出かけた。足の状態が良ければ、北の沢と中央の沢を廻って来ようと、西へ向う。雪がある内から何度も見上げていた大きなサクランボの樹が、実を付けていた。シラカバ公園では白いツルバラが満開を過ぎ、花弁を落とし始めていた。一重の簡素な好ましい姿。住宅街で同種と思われる様々な色のツルバラを見かけたが、強い色の種は、暑い時期には好ましくない。





更に西のカキの木のあるお宅へ立寄る。繁った葉の裏に小さなクリーム色のものが見えた。葉柄の付け根の位置にある。これがカキの花なのだろうか。





北の沢は緑が増して,鬱蒼としていた。トチノキはもう実を結んでいた。ハシブトガラスが1羽、低空飛行をしている。近くにヤマグワを見付けて写真撮っていると、その奥に3羽のカラスが樹に止まっていた。殆ど動かない。躯体は充分大きいが、子供のカラスなのかも知れない。






遊歩道を南へ向う。少し道がずれている場所の角に、北と西の道路沿いにカンパネラを植えてあるお宅があった。かなりの長い距離、カンパネラが続いていた。




遊歩道の曲り角に、大木に絡まった白い花が見えた。イワガラミと思って見て来たが、ツルアジサイだった。大木のかなり上迄、白い花が見える。少し西へ向う遊歩道は、直角に折れて南へ続く。目の前に高い樹から蔓が下がって来ていた。ツルウメモドキではないかと思われる。もう実を結んでいるのが見えた。角を曲がって南へ向う。昨年、最初に見付けたヤマボウシを見上げる。花は大きかったが、花の付きが昨年より少なかった。足の調子も良いので、中央の沢も廻って来ることにした。




トリアシショウマ Astilbe odontophylla ユキノシタ