05, 10. 2012 空高く秋晴れ


台風の進路が東へ寄って,晴天が続いている。昨日も終日良く晴れて、気温も20度前半の過ごし易い陽気だった。この位の秋日和が長く続くなら、当地の秋も捨てたものではない。洗濯機を仕掛けて、庭仕事に取りかかる。夏に一度剪定してあったバイカウツギコデマリが、茫茫と伸びている。紫陽花も再度切詰めた。石楠花の黄ばんだ葉を取除き、種子を採取するシラネアオイを除いて、南側の3分の1まで作業を進めた。掌が腫れて力が入らなくなり、作業を取り止めた。

2時前に散歩に出かけた。久々に、道立図書館まで足を延ばすことにした。住宅街を西へ向う。蔦の実が大分大きくなって来ている。北の沢の遊歩道を南へ抜ける。ヤマブドウの葉が、大分色付いて来ていた。tッ様の沢の遊歩道から沢に下り、沢の中の遊歩道を南へ抜ける。アンダーパスを通り抜け、道立図書館の前庭に上がった。




広大な前庭を南へ進む。ハクウンボクが未だ実を下げていた。花も葉も、実も、姿が佳い花木。数本のシンジュの巨木が、莢を色付かせていた。突然、上空が騒がしくなった。見上げると、小鳥の群を鴉の集団が追いかけている。海中で小魚の群を、大きな魚が追う様に似ていた。小鳥の群は被害無く、北へ逃げ延びた。鴉は、姿も終生も、疎ましい。








前庭を東へ抜けて南へ向い、図書館の裏手へ廻る。ズミの実が撓わに色付いていた。昨年よりも実の付きが良い。ヤドリギを探したが、未だ実は色付いてはいなかった。南の原始林へ向って緩い勾配で上がる土地なので、空が広くて気持ちが良い。国道へ下り、駅前で買物をして戻った。住宅街の彼方此方で、時ならぬエゾムラサキツツジの花を見かけた。





今朝は雲が多い。雨の予報は出ていないので、掌は少し強ばっているが、庭仕事を進めることにする。