23, 05. 2010 サクラソウ


朝方の雲は8時前には切れて、昨日は素晴しい晴天となった。風も治まり、とても暖かかった。朝に入れたストーヴの火を止め、窓を開けても少しも寒くは感じられなかった。

内庭中央のクロフネツツジが、ほぼ満開となった。あちこちに点在するシラネアオイのピンクが呼応し、開いたばかりのシロバナシラネアオイオオバナノエンレイソウクリスマスローズ、満開になったチョウノスケソウの白が、ピンクを引き立てる。庭は春のピークを迎えた。






小さなサクラソウも開いて、ピンクの仲間入りをした。背丈は20cm弱。細い茎の先に数輪の花を付ける。開き切った姿よりは、咲き始めの姿が佳い。花期は余り長くはないが、あちこちに増やしてあるので、暫くは楽しめる。ノビネチドリの花序が伸びて、僅かにピンクが覗いて来た。ヤマシャクヤクの蕾からも、僅かに白い色が見えている。





教室を終えて掃除を済ませ、北東のスーパーに買物に出かけた。東の沢の南から、沢伝いにスーパーへ行くことにした。サクランボと思われる樹が、満開の花を付けていた。




カラスのお出迎えが疎ましいので、以前見付けた売り地になっている空地から、2つ目の階段近くに沢に入った、更に南の階段を越え、ツクバネソウの位置迄進む。珍しく、小学校上級生と思われる3人の女の子達に出会った。賑やかに話し声を発している。ツクバネソウは、あと一息の状態だった。花も愉しみだが、名称の由来となっている秋の実に、今から期待している。遠くの樹にカラスの姿があったが、昨日はおとなしかった。小さなクルマムグラを見付けた。開花はこれから。蕾は2.3mmの小さな白。横の丸い葉はマイヅルソウの葉なので、如何に小さいかが分かる。





もう1種、名称不明の緑がかった小さな花を見付けた。葉の感じから、キンポウゲ科の植物かと思われる。



沢を北へ戻る途中で、小学校低学年の2人のお子さんを連れたお母さんに出会った。この沢での経験は、長じて佳い思い出になることと思われる。色褪せ始めたエンレイソウに代わり、タチツボスミレが賑やかに咲いていた。先日見付けたコウライテンナンショウは、もう仏炎苞を上げていた。




沢の公園は、何時になく子供達で賑やかだった。もう半袖の子供達もいた。公園は、子供達で賑わう方が良い。二番通りを越えて、東の沢の西の遊歩道を北へ向った。街路樹のシナノキは、もう葉を広げていた。


サクラソウ Primla siebo;dii サクラソウ