22, 05. 2010 シロバナシラネアオイ


雨は上がったが、昨日は風が強く肌寒かった。風と雨に翻弄されながらも、シロバナシラネアオイが開いていた。陽光が不十分な為か、風の所為か、少し潰れた様ないじけた開き方。5輪花が付いたが、1輪は葉影で写らない。チゴユリもユキザサの下で開いていた。ミヤコワスレの中に飛んで発芽したキバナイカリソウが最も早く開花した。他の場所の株はこれからの開花となる。





花が終るとせっせと引き抜いているのだが、毎年ムラサキケマンは賑やかに咲き誇る。モミジカラマツの付近は、アイヌタチツボスミレムラサキケマンの競演となった。種が小さく、風に乗って至る所から発芽して来る。クロユリが開花寸前となって来た。サンショウの葉も出揃った。今年は何匹のアゲハの幼虫に、葉を提供することになるのだろうか。






11時少し前に、不足の発泡スチロールのボードを届けに、額装や展示をお願いしている0氏が来て下さった、帰り車に作品と一緒に便乗し、円山の麓の写真家N氏のスタジオ迄送って頂く。撮影を終えた作品は、展示の当日に会場へ運んで頂く段取り。もう30年近くお世話になっているが、手際良く物事を運んで頂けるのが有難い。個展は展示も含めて独力では出来ない。撮影を終え、写真原稿をコピーして頂いたCDを受け取り、地下鉄の円山公園駅迄N氏に送って頂いた。途中買物もあったので、大通公園の西端で地下鉄を降り、公園を東へ向った。陽光不十分で写真の色が出ていないが、樹々の若葉が美しかった。薄紫色のライラックは遅れていたが、白いライラックは花を開いていた。6丁目迄東へ進むと、テントが張られ、大勢の人影があった。ライラック祭りが始まったのかも知れない。人混みを避け、南の道路を通って東へ向い、買物を済ませた。






駅に向う途中でサルスベリを思い出し、立ち寄ってみた。しっかり芽を出していた。夏の終り頃には、ピンクの花を見ることが出来そう。



最寄りの駅からの帰りがけに生花店へ寄り、モデルの花を調達して戻った。白樺公園を通ると、先日芽の写真を撮ったホウノキが、もう葉を開いていた。


キバナイカリソウ   Epimedium koreanum メギ科
シロバナシラネアオイ Glaucidium palmant f. leucanthum キンポウゲ科
チゴユリ       Disparum smilacinum  ユリ科
ムラサキケマン    Corydalis incisa ケシ科