20, 05. 2010 アミガサユリ


一番通りへ出て、沢の林に入った。早速ハシブトカラスのお出迎え。林の何処かで子育ての最中らしく、威嚇する様に近くを飛ぶ。鳴き声も中々の迫力。一つ階段を越えると追っては来なかったので、南の通りに近い所に巣があるらしい。新芽とサクラで、林は美しかった。




暖かい日が続いたので少し期待をしていたが、ツクバネソウは僅かに先端が白くなっていたが、開花はしていなかった。エンレイソウはすっかり大きくなり、オオウバユリの葉と比べて遜色ない程になっていた。フッキソウが未だ咲いていた。公園に下りる最後の階段脇に、コウライテンナンショウを見付けた。下の写真は、庭のコウライテンナンショウ。






公園から遊歩道を上って、二番通りを渡る。東の沢の西の遊歩道沿いに、北へ進む。タラノキを見たら、手前の低い位置の芽は、大分切り取られていた。写真は随分高い位置の芽。ヤマブドウの赤い芽も膨らんで葉が出始めていた。




ホウノキの大きな芽も割れて、葉が見え始めていた。三番通りを越え、高速道路の西側の道を北へ向う。四番通りへ出て西へ戻り、ズミの樹を見上げた。少し葉が出て来ていた。リンゴの花に似た花が咲くのではないかと、期待している。進路を南に取って、残っていた幅広の両面テープを全て買求めて戻った。




昨日中は晴れ間が出ていて三日月も見られたが、今朝は久々の雨が降っている。数日の好天で、植物の動きが活発になって来ている。アミガサユリが開いた。近種のバイモよりも発芽が遅れていたが、開花は早かった。地を這って広がるエゾノタカネヤナギにもずんぐりした花が付いた。乾燥気味だった庭には恵みの雨。




アミガサユリ    Fritillaria meleagris ユリ科
エゾノタカネヤナギ Salix yezoalpina ヤナギ科